久しぶりの活〆イシガレイ
こんにちは、夢海です🐟️
時は気づけば6月中旬。
この調子では、またまた1年もあくびしている間に終わってしまうのではないかと、どこか焦燥感を感じるようになってきた。
さて、6月にもなると春の魚が終わり、梅雨、夏にうまい魚の入荷が目立ち始める。
夏の魚は沿岸性の白身で美味くなるものが多いので、何となくだが他の季節よりも高い魚が旬を迎える時期でもある。
その中にマゴチやスズキ、カレイ類が挙げられるのだが、6月となると最盛期前でもあり比較的価格が落ち着いている。
それに6月は魚も売れにくい時期でもあるため、相場も落ち込みやすい。
そんな中見つけたのは手頃なイシガレイであった。
目次
イシガレイの特徴

今回の魚はイシガレイ。
北海道、朝締めのものを購入してきた。

大きさは50.8cm、1389gとまずまずな大きさ。
昨年は野締めを一度しか食べられていなかったので、ほぼ1年ぶりとなる。
カレイで生食にするならば、活魚、活〆のものが望ましいことと、ちょうど産卵を終えるような時期であり、脂はどんな感じかなといったところを調べる為である。
これが7月になると、倍のお金を出しても買えないだろう。
夏に美味い白身は6月のうちに食べるのがコスパよく美味しいものを食べるコツである。
とは言うものの、これはスズキやマゴチも同様だが、その年の漁模様によっても変わるので鵜呑みにはしないでほしい。
それでは今回のイシガレイだが、まず外見上では腹は萎んでいて、産卵は終えたあとのようだ。
しかしその割には背の肉は張っていて、直後というよりいくらか復活したところと思える。

頭を落とし、内臓を見るとほぼ内容物はなし。
胆汁もたんまり入っており、餌はあまり食べていなかったようだ。
ただ、尾鰭の欠損具合からも、活魚として水槽にいくらか置いておかれたことも考えられる。
卵巣はほぼ萎んでいて、卵巣の膜のみがのこっている印象である。
取り敢えず初日は刺身、これが食べたく買ったので持ち帰りそのまま調理まで行った。
イシガレイの料理
イシガレイの刺身

初日の刺身。
連日食べようとしたが、案外バタバタとしてしまい刺身は初日のみとなった。
薄く造り、もみじおろしと小ネギ、ポン酢でいただく。

カレイの刺身は夏を呼んでくれる。
この爽やかなイシガレイ特有の香りもまた、清々しい気持ちになれて、ジメッとしたこの季節に好ましい。
噛むほどに甘味が沸いてきて、終いには口いっぱいに旨味が広がっている。
イシガレイ特有のにおいも、初日ならばまだ薄く、これも味となる。
イシガレイのあら炊き
イシガレイは頭、あら骨、切れ端等を使う。

要は煮付けではあるが、主役はアラ。
頭周りや骨周りの肉を食らうためのものである。
コラーゲンやカルシウムが溶け出て体にもいいので、魚は骨まで食い尽くす勢いが大事である。

卵巣の膜も入れてみたが少々硬く、そこまで美味くない。
恐らく炊くのが1番の調理方だろうが、卵のない最も美味くない時期なのだろう。
イシガレイの天ぷら

刺身の切れ端を天ぷらにする。
火を入れるとイシガレイ特有の香りが出てくるが、ある種の北の魚の旨味とも感じ取れるので不快さはない。
そのまま揚げると身から水分が出てベジャっとなるので、軽く塩をして締めておくとカレイの天ぷらは上手くいく。
イシガレイの評価
価格 ・・☆☆☆
コスパ ・・・☆☆
珍しさ ・・・・☆
味わい ・☆☆☆☆
価格
・イシガレイの価格はピンから切りまで。活魚、活〆になるほど高く、野締めは夏場であったも極端に安い。ただ刺身にするならば活〆以上であることが望ましい。
コスパ
・歩留まりは良いほうである。頭は小さく、身が厚い。
珍しさ
・流通量は一般的。特に北海道から魚が入る地域であれば、毎日はないが比較的見られるもの。入荷量の変動は大きく、夏場は少なく価格も高騰する。
味
・美味である。肉厚なためカレイ類の中でも万能な部類で、刺身に加熱調理と色々と使える。
今回は朝〆のイシガレイを購入してきた。
書いている現在は7月下旬。やはり単価はグングン上がり、先日では活〆のものでk4000を付けていた。
夏になると一流の店で御用達となる。
野締めのものが主流となる1月2月になると煮付け用の惣菜魚として小売店にも並ぶ。
なんとも値段の忙しい魚である。
これが関東より西、太平洋側になると喉から手が出る程羨ましがられる魚なのだから地域性が出て面白い。
副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記


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