シラタのマサバを食べてみる

こんにちは、夢海です🐟️

 

広島土産で買ってきた広島菜を使うべく、何かしら調理しようと買ってきたマサバ。

これを酢で締めて巻物にしようなんて考えて購入したのは岩手大船渡産のもの。

 

よくある水氷仕立てで、鮮度感がよく、光っている。

お盆も開けてやっと荷が動くようになってきた、というタイミングだったので、間違いなく前日に揚がったものであろう。

 

ただ、矢鱈に身が柔らかい。

よく冷えている割に硬直が甘いのか、分からないが、持ち帰って計測、卸すと事件が発覚する。

所謂シラタというものであったのだ。

 

水揚げ時に暴れるなどで体温が上がり、乳酸値の上昇などで白く水っぽくなってしまう。

この個体がどのような理由なのかは分からないものの、定置網や旋網だと思われるため水揚げ時のダメージによるものであろう。

さてどうしたものかと言うところで今回の主題が始まる。

 

自然のものなので、買ってくるとこんな状態だった。という事は比較的起こる話である。

だからといって、流石にこの状態のものをわざわざ生で食べようとは思えないし、これでは美味しくない。

 

そこで今回のサバは定番の味噌煮にしてみて、実際に食べてみるという検証系の内容だ。

もちろん、数多の方があらゆる媒体で発信している内容とも思えるが、私なりの意見で書いてみようと思う。

下処理は特段変わったことをせずに、半身にして骨付きの方を煮る。

 

剥がした片身は食べてみたいという変わった知人がいるので渡した。

もちろん、変わり者は彼だけではないが。

 

さっと下茹でして汚れを取り、普通の味噌煮と同じ方法で煮付ける。

水を200、 酒、みりん、醤油を3:2:1で入れてひと煮立ち。

ここに砂糖も加えるのだが、この時点でアクがよく出てくる。

 

マサバの味噌煮

さて、シラタのサバの味はどうだろうか。

舌がやたら敏感だからか、やや鉄っぽい酸味がある。

血合いは柔らかくなるものだが、身と同じような硬さで部位による差が少ない。

そもそもこの大きさの個体では脂も薄く、質が普通であっても身が硬かったであろう。

ただ結局、マズいかと言われると普通に美味い味噌煮に仕上がっている。

 

結論

今回はシラタのマサバを味噌煮にしてみた。

そもそも脂の少ない時期ということも考えられるのだが、少しばかり身が硬い程度で、気にしようと考えなければ違いは分かりにくいものである。

 

ただ水分がやけに出てくるので下処理後は直ぐに調理したほうが良い。

それとアクが矢鱈と出るのでこれも調理中に気をつけたい点である。

仲卸や小売店などでは見栄えも悪く、品質も保証が難しいので基本は廃棄しているのだが、万が一買った魚がシラタだった場合は煮るなどして調理してみると良い。

ライター紹介

副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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