【こんな質問が!?】地域おこし協力隊の面接ってどうなの?

 

先日、地域おこし協力隊に就任決定いたしました。ということで前回は、志望地域を決めるところから、実際に採用されるまでの流れを説明しました。

 

その中で、皆さんが気になるのは、やはり面接ではないでしょうか。採用面接 、さすがに緊張しましたよ。なにせ僕の面接経験は、高校受験と大学院受験ぐらいでしたから。もちろん、就活はしたことありません。

ということで、今回は地域おこし協力隊員の面接について、僕の経験をつづっていきます。少しでも、これから地域おこし協力隊になりたいという方のためになればと思います。

 

服装について

やはり気になるのは、服装なのではないでしょうか。

僕が受けた岡山県笠岡市の面接では、服装の指定はありませんでした。調べてみると、自治体によっては服装をしているところもあるようです。

僕は、無難にスーツで面接を受けました。面接官の方々もスーツでしたので、結果スーツで良かったと思ってます。

非言語情報9割の印象を決める【メラビアンの法則】(Mehrabian et. al., 1971)や人の印象は2秒で決まる【適応性無意識】など科学的に考えても、スーツで行く方が無難だと思います。

しかし、何か相手に与えたい別の印象があるならば、それにあった服装でいくのも1つの手段だと思います。

 

 

面接の流れ

面接時間は約45分でした。また、面接に来ていたのは僕1人だけでした。今回は、他に応募者はいなかったようです。ということで、じっくり面接ができました。

面接官は7人で、世話係になる定住促進センターの所長など、活動に関係のある方々が集まってくださったようです。つまり、1(僕)対7人での面接でした。

面接の流れとしては、

志望動機+何をやりたいことを5分間

その後各面接官がそれぞれ質問

という流れでした。

 

 

面接でされた質問内容

皆さんお待ちかね、面接で何を質問されたのかを紹介していきます。

正直なところ緊張していたため記憶が曖昧なところがあります。順不同です。

 

大学について

やはり、大学(博士課程)→地域おこし協力隊という異例のため、大学については色々と聞かれました。

 

  • 大学はその後どうするのか。
  • 京大の立て看板撤去問題についてどう思うか。
  • 大学の研究と地域おこしをどのようにつなげていくか。

 

活動内容について

ここについては、あまり多くの質問はされませんでした。確かに、内容は活動していく中で明確になっていくものだと思います。

食材(特に魚類)も扱いたいと言ったので以下の質問をいただきました。

 

  • 鮮度が重視されている中、加工を選択するのは何故か。

 

地域について

やはり一番は、地域と上手く関われるかということが大切なのでしょう。地域との関わりについては、多く聞かれました。

 

  • 時には嫌なことを言う人もいるがうまく関わっていけるか
  • 地域のイベントなどに関わったことはあるのか
  • 何か自分でイベントを立ち上げたことがあるか

 

その他

その他にも、性格や、今後のことなど色々ときかれました。

 

  • 長所と短所は
  • 自分の性格をpHで表してください
  • 京都の外国人観光客増加によるバスの混雑問題をどう思うか
  • ステッパーとスタンディングデスクを使っているということだが、どこの筋肉が使われるのか
  • 任期終了後についてもう少し詳しく

定番から、予想外まで色々ですね。性格をpHで表してくださいは、正直焦りました。

とっさに出た解答は、

「私の性格をpHで表すとpH3です。弱酸性で、周りの意見や考えを積極的にとりこみ自分のものにできるが、それに偏りすぎることもないからです。」(実際は、もっとカタコトでしたが…。)

とはいえ、個人的にはとっさの考えにしては上手かったと自負しています。

 

面接の感想

正直なところ、うまく返答ができたとは思っておりませんが、熱意は伝えることができたのではないかと思っています。

また、面接を通した僕自身の考えとしては、

  1. 地域とうまくやっていけるか
  2. 地域おこしに対する熱意

の2点が特に重視されていたように感じました。

また、地域おこし協力隊のは採用する側・される側というより、お互いのマッチングということを意識して自分自身の主張もしていくことを意識しました。

無事採用して頂いたことですし、大きくは間違っていないと思います。

 

 

まとめ

今回は、地域おこし協力隊の面接について、私の経験をまとめました。質問自体は、予想外のものから自分の経歴に関連したものまで色々とありました。もちろん、全てにうまく答えられたわけではないですが、合格をもらいたということなので、そこまで間違ったことは言っていなかったのでしょう。さらに言えば、なるべく本音で喋るように心がけていたため、お互いのもとめるもの・やりたいことがマッチしていたのではないでしょうか。これから地域おこし協力隊を目指す皆さんも、このサイトを少しでもご参考にしていただけたらと思っております。

以上

広告