味・価格ともに優秀なイネゴチはどんな魚?

2021年3月19日

こんにちは!夢海です🐟️

今回はお手軽に高級魚の味わいを堪能出来る素晴らしいお魚の記事になります。

 

 

安くて美味い万能魚

今回入手した食材はこちら!

イネゴチといいます。茶色く平たい見た目が特徴です。

 

首のとこに切れ込みを入れて〆たものだと分かります。ちなみにこれは、”ワニゴチ”として売られていたもので、実際にワニゴチという魚は存在しますが、こちらはイネゴチという種類。

 

一見そっくりなコチの仲間にもよく分かりやすい見かけ方があり、このイネゴチとワニゴチの見分け方は瞳孔の形になります。瞳孔、つまり人でいう黒目の部分。この形がギザギザしていたり、まん丸だったり、中にはハート型だったりと色々な形がいるわけです

このイネゴチはその中でもシンプルな丸い目をしていて、ワニゴチはギザギザとしています。

 

あとは模様でも見分ける事が出来て、イネゴチには茶色い斑点が身体中に存在します。

 

そして安いと紹介していますが、この2匹でなんと¥600ほど。なんと1匹あたりハーゲンダッツとほぼ同じ値段!(比較対照がハーゲンダッツだと安いのか高いのかよく分かりませんね…。)

しかしマゴチに比べると断トツで安いと思います。スーパーで売られているマゴチのお刺身で¥300はしてしまいそうです。丸魚の状態でも、同じく活〆のもので同じくらいの大きさならばマゴチは1,5~2倍近く高いと思われます。

このイネゴチ、あまり評価が高くないのでこのように安価ですが、私としてはコスパがよく美味しいお魚だと思っております。

 

 

食材として優秀なイネゴチの捌き方・調理

コチの仲間はヌメリが強いため、まずはブラシで洗いましょう。

鱗は細かく落としづらいので見落とさないように注意しつつ鱗と汚れを落とします。

マゴチと同様の捌き方で卸す事が出来ます。頭を落として内蔵を洗い、私は大名卸しという方法で卸していきます。

 

サッと捌いて皮を引いていきましょう。

 

今日は2匹いるので、1匹の半身を刺身に、それ以外の部位を大きくぶつ切りにして使っていきます。

皮付きのものは鍋に、皮を引いたものは天麩羅にしていきます。あら骨はあら汁にします。

 

このまま軽く塩を振り水分を出してから焼いていきます。これがかなりいい出汁をしているので捨ててしまうのは勿体ないです。お鍋の仕込みは白菜と豆腐とイネゴチの切り身を入れてダシ汁に入れて煮込むだけ。

今回はシンプルな味付けでいきましょう。

 

 

イネゴチはマゴチに匹敵の美味さ

イネゴチのお刺身

まず一品目はお刺身から。

漁獲日は不明ですが、弾力がありまだ新しいので古くても前日のものでしょう。

 

そしてコチといえばこの透明感がとても美しいです。

マゴチではあまり感じられない赤い血合いがとても華やかで綺麗です。

 

わさび醤油で…頂きます!

 

噛むともっちりと反発して来ます。ほんのりと血合いの風味が漂いわさびが味を爽やかにまとめます。

コチはやはり夏場に洗いにして食べたい魚です。

水分が少ないからか身はややボソついてしまうかな?

 

イネゴチ天麩羅

かなり分厚い切り身を使います。皮付き、皮を引いたものの2種を用意しました。

 

魚の旨味がしっかりと感じられます。ほくほくとして肉は大きな筋肉が連なっている構造ですが、それがさらに細かく繊維にほぐれていきます。

食べ応えは抜群で味わいはうまい!少しボソついてしまうのが残念なところ。

それでも気にならないほど美味しいです!

 

イネゴチ鍋

最後はイネゴチを使ったお鍋です!味付けはお出汁、具材は豆腐と白菜とイネゴチといったシンプルなもの。

 

しかしこれが最高にうまいんです。タラのようなホクホク感が増して、魚の旨味もグンと詰まっています。

そして三枚に卸したものをそのままぶつ切りにして使っているので食べ応えも◎

骨もしっかりと抜いてあるのでお子様でも美味しく食べられます。

 

トマトやホワイトソースベースのお鍋でも美味しいと思います。

 

 

イネゴチの評価

価格   ・☆☆☆☆
コスパ  ・☆☆☆☆
珍しさ  ・・☆☆☆
味わい  ・・☆☆☆

 

星の数で言えばザ・普通。しかし、低い評価をもらっている割には美味しい、そういったところでしょうか。

美味くないと決めつけているそこのあなた!

是非食べてみて下さい。

 

価値が低い要因の一つとしては、価格が上がらないのでわざわざ活〆の処置がされていないものが流通して、あまりいい状態でないものが出回っているものかと思います。

そして魚介類は知名度の低さが価格に直結する事が多いです。

知名度が低く鮮度の悪いものが出回ってしまえば美味しくないものだと思われてしまい、そのまま悪循環から抜け出せません。

よっぽど水分を含む魚などでない限りは、適切な処理を行えば大体の魚は美味しく食べられます。

 

なので、その悪循環にハマってしまっている魚を救いあげたい、というのが私の願いであり目標です。

未熟ながら食べて研究して魚食の奥深さをより面白いものに出来ればと考えております。

これからもオススメのお魚をご紹介していきます!

 

おまけ

頭は骨格になりました!

 

※本記事は、サテライトライターさんの記事になります。

ライター紹介

サテライトライター:夢海
未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで400種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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