夢海のうお旅 2025富山④

こんにちは、夢海です🐟️

前回から続く富山旅その④になります。

 

三泊四日も最終日の4日目。

この日もまた、朝食に地魚が食べられる店を探しておいた。

最終日も方面としては氷見の方を目指して移動する。

 

海から10数メートル離れた国道からも、海が泡立っているのが見える。

時々飛沫も上がり、冷たい北風が肌を刺してくる。

今回の店があるのは何てことない漁港の一角。

 

ネットの情報を頼りに車でウロウロしてやっと辿り着いた。

この日は平日ということもあり、観光客らしい人は見当たらない。

店前のメニューを見ていると、建設系の現場職であろう作業着のおっちゃんに「ここのオススメは何や」と声をかけられるも、私も初めてなものなので頼むつもりの刺身定食と話す。

 

そしてこれがあまりに豪華というか、嬉しいものであった。

まず、ボリュームとしてはこんな感じ

 

刺身定食なので当然刺身を中心に、焼き鯖も付いている。

そしてここに好きなおかずを2つ取ってねと言われ、店内の隅に置かれたショーケースに10種類ほどある魚のおかずから2個選ばせてもらえる。

2日目の朝食を思い出すような"魚尽くし"といった豪華すぎる内容で、朝から満足感が非常に高い。

 

刺身は天然のマダイ、ウスバハギの焼霜、アオリイカ、クロマグロと、白身がもう一点乗っていた。

満足感があり、朝食としてもちょうどいい量である。

 

小サバの煮物らしきもの。

骨まで柔らかく食べられるが、缶詰ではなくしっかり手作りの味がする。

食べ馴染んだ、分かりやすい美味しさに米がどんどん無くなる。

 

焼き鯖は定食についていたもの。

近海物のマサバと思われる。

今や定食として出るサバといえば、輸入のタイセイヨウサバが主流となっており、今や国産のマサバに飲食店で出会えるのも奇跡に近い。

 

 

またまた腹と心を満たすいい食事をして、目的地を目指す。

が、その前に釣りもしておきたい。

近場で釣りができそうなスポットを探し回る。

 

公園のような所に降り立つも釣りが出来なかったり、いい海岸線があっても車が停められないなどというのを回り回ってやっといい具合の砂浜を見つけた。

無料で車も停められる駐車場まである。

とりあえずここで釣りをしていく。

 

小さな小川の河口で、ハゼ類も狙いつつ海側にも遠投してみる。

この風と前日の大雨のせいか、海は茶色く濁っていてまあ期待は出来ないかな、といった具合なのだが、グッグッという引きを感じる。

嫌〜な予感をしながらも揚げると付いていたのはマブダチのクサフグだった。

 

先日釣ったのはコモンフグだし、最近は関東でもお目にかかれていなかったので、どこか久しぶりな気もする。

 

撮影だけしてリリース。

気を取り直すも、河口側はフグだらけで餌を取られるわ、針を千切られるわで思うような釣りが出来ない。

そこで海側での1本に集中する。

 

するとよく走る当たりが来る。

何だろうとワクワクして引き寄せると、ヒイラギであった。

 

 

普通に釣れる魚だが、最近行く釣り場ではあまり数がいないためお久しぶり!である。

針を飲んでしまっていたので持ち帰り、唐揚げにデモする。

 

続いてやってきたのは今回の旅で最も大きかったクロダイである。

 

おおよそ目測で25cmほど。

こちらは針が容易に外せてダメージもほぼなかったのでリリース。

 

 

その後に釣れた小さいクロダイを1尾キープして終了。

これにて富山での釣りも終了となる。

あまり富山らしい魚というものには出会えなかったが、多彩な釣り場でいい時間を過ごせた。

 

いい時間になったので水族館へ向かう。

釣りをした場所からはそう遠くない。

 

海沿いからは段々と離れ、内陸に向かっていく。

滞在中は大きな低気圧が発生していたので天気がコロコロと変わる。

朝は泣きそうだった空も、気がつくと釣りの時から晴れてきていた。

 

 

四方を山に囲まれ、真ん中の窪地には田んぼがぎっしり立ち並んでいる。

そんな小高い山の上に今回の水族館は位置している。

水族館とは言うものの、水生生物の展示のある資料館のようなものである。

 

廃校跡の施設のようで、広々とした館内と2階分の吹き抜け天井が廊下の端まで伸びている。

ここにいる生物たちは基本的に内水面のもので、 をはじめイタセンパラも展示されている。

 

地域の子どもたちと思われる遠足の集団の賑やかさも、この心地よさに加担している。

 

 

こんな絶好のフィールドと冷たい秋風で日々の都会の焦燥感を洗い流す。

 

先ほどみた魚たちの住処にお邪魔するという、なんとも贅沢な体験である。

網などないし、ここの管理をしている農家さんも見当たらないので、道路から見ているだけではあるが、

この古き良き里山に癒され1時間。

 

 

そろそろ次の目的地へ行かねばならない時間になってきたので、後ろ髪を引かれる気持ちのなかアクセルを踏む。

 

 

最後の施設はこちら。

展示は無料で見られ、製造工場内も見られるので最後に土産を買うついでで寄りやすい。

 

ぜひ富山を訪れた際はオススメしたいスポットである。

そしてこちらが最後の予定ではあったが、思いの外時間も余ったのでさらにもう一つ巡る。

マップで見てすぐ近くの、イタイイタイ病の資料館である。

 

この地を訪れるならば、知っておきたい歴史の一つである。

最後に暗い気持ちで締めくくる人はあまりいないのだろうが、旅の終焉の寂しさに乗っかって展示内容が深く心に刺さった。

 

これにて富山の成り立ち、食文化、そして痛ましい歴史。

この地から学ぶべき事はまだまだあるだろうが、初めて訪れる場所の理解を深めることが出来たいい旅であった。

 

さて空港でホッと一息。

時間ギリギリかと思えば、意外にも余裕はある。

都市の中にある空港だからアクセスがしやすいのもまたこの街の魅力である。

 

機内で食べる弁当と悩んだが、空港内の寿司屋で小腹を満たす。

ネタはアンカン、さす、アオリイカ、白エビ、養殖サクラマスなど。

最後におさらいをしているような面々であるが、どこの店もレベルが非常に高かった。

 

北海道よりも北陸の寿司が美味いという人の意見もよくわかるのである。

空港で寿司を食っても時間があまったのでアップルパイをコーヒーで流し込む。

 

カフェのアップルパイがなんとも染み渡る。

長いこと運転していた疲れがここで少しばかり出てくるが、それを上回る経験が出来たと思う。

 

搭乗して暗闇の神通川横を掛けて離陸する。

ぐるりぐるりと富山湾上空を上昇し、関東を目指す。

 

今回の旅のデータをまとめていると、あっという間に東京湾にまで達していた。

 

この日は台風の前後だったか、強風が吹いて海が荒れているときであった。

見慣れた東京湾にも数多くの船舶がやってきていた光景が印象深い。

あっという間のフライトで到着。

 

翌日から仕事だが、また5日後には北海道へ向かう予定がある。

これもまた魚を巡る旅となったので、書きまとめていきたい。

さて、今回の土産だが、定番のますのすしと、その他色々買い集めてきた。

 

  

 

土産はこんな感じ。

空港の寿司屋でうまかった昆布がりや、棒鱈の煮物、ますのすしとぶり昆布巻きに、甘味は木目羊羹といったラインナップだ。

下戸なので日本酒は買わず。

 

数日間、富山へ思いを馳せながら、ゆっくり食べてた。

 

ライター紹介

副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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