セミホウボウを食べたらホウボウではなかった
お久しぶりです。最近、色々と忙しくてブログの更新ができていませんでした。
ようやく落ち着いてきましたし、再開のご要望が多方面から寄せられていたため、これから少しずつ書いていこうと思います。
ネタも沢山たまっているので、楽しみにしていてください。
ということで、再開一発目はセミホウボウです。こちら、先日行った一色さかな村で購入した珍しい魚です。(一色さかな村の記事は、後日あげる予定です。)
セミホウボウという名前だけあって、見た目はホウボウに似ていますが、果たしてその味はどうなのでしょうか…?
目次
セミホウボウについて
砂泥質の海底にいて、主に甲殻類を餌としています。生息範囲は広いようです。その独特の見た目から、ダイバーには人気のようです。
※今回食したセミホウボウです。
※裏側です。
購入方法
セミホウボウですが、一般には流通していないようです。
僕自身、一色さかな村で2回程売られているのを見た限りです。値段は、2回とも300円でした。
捌き方
セミホウボウですが、鱗がとれないため、鱗をつけたまま解体していきます。
まずは、頭を落とします。体色が綺麗ですね。
次に、内臓を出して洗います。
大名卸しで2枚に卸します。一方は刺身用で、骨のある方は塩焼き用です。
刺身用は、皮をはぎます。皮は厚いので、手で簡単に剥けました。
実食・味
では実食と味の感想です。今回は、シンプルに刺身と塩焼きで半身ずつ食べてみました。
刺身
お刺身は、こちら(写真中央)です。
銀皮がキレイですね。見た目は、ホウボウに似ています。
味は、ホウボウよりも淡泊で、ほんの少しだけ独特な酸味がありました。ホウボウのような甘みは感じられませんでした。まあ、無難な味です。可もなく不可もなくですね。
塩焼き
続いては塩焼きです。
皮目がこんがりと良い感じで焼けました。
中の身はこんな感じです。
身質はアジに似てしっかりとしていました。さらに、皮が厚いおかげで蒸し焼きになったのか、ふっくらとした食感になっていました。
味も、刺身のときには感じられなかった旨味が強くでていました。
食感・味ともにグッドです。アジなどの青魚の塩焼きが好きな人は、かなり気に入るのではないでしょうか。
ということで、実食編終了です。ごちそうさまでした。
まとめ
今回は、セミホウボウという珍しい魚を、刺身と塩焼きで食べました。刺身は無難でしたが、塩焼きは蒸し焼き状態になって非常に食感が良いうえ、旨味もしっかりとでていました。滅多に、買うことのできない魚ですが、値段もそんなに高くないので、今度であったときも塩焼き用に買おうと思います。
皆さんも、もしセミホウボウに出会えることができたなら、是非塩焼きで食べてみてください。
以上
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