静岡県松崎町の甘夏を3つの食べ方で楽しみました!【レシピ有】

私は、2019年5月から岡山県笠岡市で地域おこし協力隊をやっています。協力隊の業務の一環として、SNSでの発信をしていますが、他の地域おこし協力隊との繋がりも広がっていきます。

そんな中、Twitterで静岡県松崎町の地域おこし協力隊である”てらけん”さん(@teraken099 ‏)と繋がることができました。

 

始めは気づかなかったのですが、なんと彼は僕の高校時代の同級生でした!それで興味を持ちまして、HPを読み漁っていると、何とも面白いことをやっているのではないですか!?

お金ではなく、物と物、もしくはスキルを交換しようという取り組みです。物々交換と言いますが、何とも地域おこし協力隊に適していると感じました。

本記事では、物々交換の価値について触れませんが、詳しいことを知りたい人はこちらから↓

 

 

静岡県松崎町てらけんさんから甘夏が届きました!

ということで、何事も経験です。実際に物々交換をさせていただきました!

こちらからは、笠岡市の六次化産品や名産の卵などを送りました。

 

で、てらけんさんから届いたものはこちら!

甘夏

箱いっぱいの甘夏!そして、ポンカンも1つ入っていました。箱を開けた瞬間、何とも良い柑橘の香りがしてきました。(*´▽`*)

入っていたパンフレットに三余農園と書かれていますね。調べたところ、100年以上も続く農家さんで、今は若手の人が継いで頑張っていらっしゃるようです。(三余農園さんのFacebookはこちら

 

ということで、前置きが大分長くなってしまいました。今回は、この甘夏を存分に楽しませてもらったので、レポートしていきたいと思います。

 

 

そもそも甘夏とは?

甘夏

甘夏は、夏みかんの突然変異で、夏みかんよりも酸味が少ないのが特徴の柑橘です。正式名称はカワノナツダイダイです。

旬は、3~5月頃とされています。西日本で主に栽培されています。主産地は、熊本・鹿児島などです。静岡は、生産量7位です。

身だけでなく、皮もマーマレードなピールなどに加工して食べることができます。

 

 

甘夏の食べ方

届いた甘夏を各所にお裾分けをしましたが、それでも沢山あります!

ということで、今回はそのまま食べるだけでなく、ゼリーとピールに加工して食べてもみました。

 

そのまま食べる

そのまま向いた甘夏

甘夏の外の皮を向きまして、中の皮もとって、種をとって、完成です!

甘夏の、爽やかで甘い香りがしています。匂いだけでも美味しそう。

では、いただきます!

 

モグモグ(・〜・)

 

うんめぇえええ!(●´ڡ`●) 強すぎない酸味とほのかな苦味、そして甘夏独特の甘さがはっきりと感じられます!食感も、とてもジューシーです。これは、なかなかに美味しいですね。

とりあえず1つ試食の予定が、2つも一気に食べてしまいました(^^;

 

甘夏ゼリー

次は、定番の甘夏ゼリーを作ります!

 

甘夏ゼリーを茹でる

果肉300g・砂糖70g・水300gを数分煮ます。

火を止めて、粉ゼラチン5gを混ぜます。

 

甘夏ゼリーのタッパ

タッパーに入れて、冷蔵庫で冷やします。

 

甘夏ゼリー

固まったら、適当に盛りつけて完成です。

では、いただきます!

 

モグモグ(・〜・)

 

おぉ、美味しいですね!甘夏のほのかな苦味が、ゼリーの甘さを引き立てます。何とも、清涼感のあるゼリーです。果肉のプチプチした食感も良いです。

やはり、夏ミカン系の柑橘類は、ゼリーと相性が良いですね^^

 

甘夏ピール

甘夏を食べて、皮が大量に出ました。

これを捨ててしまうのは勿体無いので、ピールにしていきましょう!

 

そのままだと苦味が出てしまいます。まずは、その苦みを抜く作業をしていきましょう。

甘夏の皮を茹でる

鍋で皮を15分茹でます。水を換えて、これを3回繰り返します。

さらに、茹でた皮を水に2晩さらします。毎日、水を換えてください。

 

甘夏の皮を砂糖で煮る

皮を水からあげ、軽く水を絞ります。

水を絞った皮を、重量の60%の砂糖で煮ていきます。砂糖の量はお好みで調整してください。僕は砂糖だけで煮ましたが、水を入れても良いです。

水気がなくなるまで煮たら、次の工程です。

 

甘夏ピールを干す

先ほどの砂糖で煮た皮を干していきます。今回は、フードドライヤーを使って70℃で14時間の乾燥にしました。

この時、乾燥温度が高いと硬く、低いとしっとりとした仕上がりになります。

 

ちなみに、干し網等で干す場合は3日程かかります。

フードドライヤーは、今回のような乾燥食品を作るときに、時短になるので重宝しています。

デジタルタイマー/温度調節機能/レシピ付き/ドライフードメーカー/ペットフード

 

ピールをきったやつ

乾燥したら、包丁で細長く切ります。

 

甘夏ピール

これに軽く砂糖をまぶして完成です!

ε=( ̄。 ̄;)フゥ ここまで長かったです。ピールは作るのに時間と手間が結構かかるので大変です。ですが、完成した時の喜びも一入です。

 

甘夏ピール完成形

ハイカカオのチョコレートをつけたピールショコラも作ってみました。

では、いただきます!

 

モグモグ(・〜・)

 

うめぇ!(*´u`*) 甘いピールにしっかりと甘夏の香りが感じられます。ほのかな苦味も、やはりその甘みを引き立てます。そして、自家製ピール独特のピリリとした刺激があるのが良いですね。

ハイカカオをつけたピールショコラも、ピールの甘さとマッチして、美味しさを倍増させています。

これは、かなり美味しいです!

 

ナッツチョコピール

ピールも沢山できたので、ナッツチョコに入れたり、ハーブティーに入れたり、ヨーグルトに入れたりして、色々と楽しんでいます^^

雑に作ったナッツチョコが、かなり美味しかったのでオススメです。

 

という感じで、甘夏を色々と楽しみました!送ってくれたてらけんさん、ありがとうございますmm

 

 

まとめ

今回は、静岡県松崎町のてらけんさんと物々交換で貰った三余農園の甘夏を、そのまま食べて、ゼリーにして、さらにはピールにして楽しみました!とてもジューシーで香りが豊かな甘夏で、そのまま食べても加工しても美味しかったです。

物々交換は、自分も相手も違う視点で特産品を見ることができるので、なかなかに良いシステムですね。これからも、機会があったらやっていきたいと思います。

次回の物々交換記事は、茨城県鹿嶋市のユウナさん(@yuna_kashima )からのタカミメロンをレポートしていく予定です。お楽しみに!

以上

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