年始に一杯のアオリイカを堪能する

 

こんにちは、夢海です🦑

1月下旬。

2024年に入り、まだちまちまとしか魚を買っていなかった事をきっかけに、岩手から取り寄せた鮮魚BOXに入っていたイカの紹介になります。

 

アオリイカの特徴

今回のイカはアオリイカ。

言わずと知れたイカの王様とも称される国産高級イカの代表格。

 

 

アオリイカは2023年秋頃にも豊洲を賑わせており、キロ単価2000円を下回るなんて事も長く続いていました。

しかしそんな絶好のタイミングにすっかり買い逃しており、「こりゃ来年の秋までお預けかな。」と諦めていたところ、今回のBOXに入れて頂いたという経緯で思いがけない経緯で入手出来たため、"イカなのに"タコが舞うような気持ちになりました。

 

腹部は大きく丸い。

身の厚さも申し分ない。

 

やや小さいものの、ゲソは天ぷらにするのにちょうどよいサイズ。

パパっと卸して調理していきましょう!

 

 

アオリイカの料理

アオリイカの刺身

アオリイカは人生でまだ10個体も食べていない。

そんな中で評価してしまうのも偉そうな口というものですが、イカの刺身の中ではやや水っぽさがあり、甘みもあるものの旨味がボヤケてしまいがちな印象。

 

そこで今回は味を引き締めるためにも柵に熱湯をかけ、湯引きをしたものを切りつけました。

 

ねっとりとしているものの、すみいか(コウイカ)ほど密度は高くなく、歯切れがよくシャクシャク噛み切れます。

 

アオリイカは、勝手ながらイカのなかでもバランスの取れた味なのではないかと考えています。

スルメイカのもちっとしたような食感に特化したという訳でもなく、甘味があるもののケンサキイカのようにじんわりやってくるほどのパンチのあるものでもなく、食感が良ければ味もおしとやかで美味い。と感じられます。

 

アオリイカと野菜の焦がし醤油炒め

アオリイカは一口大にカットし、エンペラや胴の部分を使用しました。

厚みがありながらも柔らかいのが特徴のアオリイカは刺身や天ぷらなどの定番ものだけでなく、少し安く手に入った日には炒め物なんて贅沢な食べ方をするべきだと考えます。

アオリイカをバター(なければオリーブオイル)で炒め、そこへカットした野菜を投入。仕上げに醤油をふた回しして火から上げる。

 

町中華にありそうな"安くて美味い定食"が誕生しました。

使っているのはアオリイカで決して安くはないけど。

 

皮を丁寧に剥がして炒めたため、冷凍のスルメやヤリイカなどの小切れでたまに引っかかる長〜い皮の繊維に当たらず、餅のような雲のような、柔らかくとも歯ごたえがあるアオリイカの切り身が美味。

これを飯の上にバウンドさせて食べるのが大変うまく、あっという間に茶碗2杯分平らげてしまいました。

 

今回はバジルや塩コショウなどを入れたように、味付けを好みに切り替えられる為、飽きのこない調理法です。

安い日に大量に仕入れてカットし、冷凍しておく。というのもまた良いかもしれません。

 

アオリイカの天ぷら

余らせたゲソとエンペラの部分は天ぷらにしてみました。

イカは冷凍保存の効く優秀な生き物であると言う事を述べておきたく、今回天ぷらに使用したこちらは2月下旬に解凍して揚げたものになります。

 

エンペラは薄さの割にゴリッと強めの食感があり、歯ごたえがあり非常に面白い。

 

一方ゲソは柔らかく、甘味が豊富に感じられます。

今回は天つゆで頂きましたが、甘ダレをかけて食べるもよし。

 

イカを揚げる時に油ハネが気になるという方は、軽くボイルをしたものを使うと多少軽減されるので、ぜひ試してみて下さい。

おまけに冷凍しても食感が悪くなりにくいという点からも、安い日にはぜひ一般のご家庭でも取り入れて欲しい食材です。

 

 

アオリイカの評価

価格   ・・☆☆☆

コスパ  ☆☆☆☆☆

珍しさ  ・・・☆☆

味わい  ・☆☆☆☆

 

価格

・並〜やや高。秋頃、定置網などで若い個体が多く獲れると安い。

 

コスパ

・イカは捨てる部位が少なく歩留まりが良い。

 

珍しさ

・やや高いが、普通に見かける。小売店などでは少なく、市場や高級スーパーで並ぶ。

 

・嫌みのない上品なイカの旨味に重ね、甘みが強い。加熱しても筋が気にならず柔らかく美味。

 

今回は鮮魚BOXで送って頂いたアオリイカを堪能しました。

イカは歩留まりがよく、捨てる箇所が少ないため、350グラムの個体たった一杯でもこれだけの調理ができました。

安いからといって小売に並ぶようなものではありませんが、秋頃にはぜひ鮮魚店なんかで小アオリを買い求めてみて頂きたいところです。

 

 

アオリイカの見られる水族館

 

イカは年魚(1年で産卵をし終世する生き物)のため、常設での展示は難しい。

タイミングが合えば展示を見ることができる。

 

 

ライター紹介

副管理人:夢海
未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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