【リュウグウノツカイ激似?】サケガシラの味は衝撃のせつなさ

皆さんは、リュウグウノツカイを知っていますか?あの深海に棲息している竜のような魚です。たまに、港などに現れてはニュースなどで話題になっていますね。

きっと、そんな皆さんならリュウグウノツカイを食べてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

ということで、「今回はリュウグウノツカイを食べていきます!」といいたいところですが、残念ながら流石の僕でもリュウグウノツカイは手に入らなかったので、代わりにリュウグウノツカイによく間違えられるサケガシラという魚を紹介していきます。

このサケガシラという魚ですが、魚の中ではおそらく過去一番食べるのに苦戦したといっても過言ではないかもしれません。(魚介類を含めるとメンダコが一番です。)

 

サケガシラはどんな魚?

出典: サケガシラ-Wikipedia

フリソデウオ科の魚で、リュウグウノツカイと似た見た目をしており、よく間違えられます。頭の部分がサケているように見えることからサケガシラと呼ばれています。沿岸に打ち上げられたり、定置網に入ることがあり、時にニュースになります。しかし、漁師の人にとってはそこまで珍しい魚ではないようです。

ちなみに、リュウグウノツカイは同じくアカマンボウ目ではありますが、リュウグウツカイ科というところで異なっています。また、サケガシラには、リュウグウノツカイのような頭の長いヒレがありません。

 

 

サケガシラを手に入れる方法

サケガシラは、滅多に流通しません。というのも、大きい体でありながら味・食感が良くないことで知られているからです、

そのため、漁師さんも、仮にサケガシラが網に入ったとしても捨ててしまうそうです。知り合いに漁師さんがいる人は、頼んでおくと取れたときにくれるかもしれませんね。

また、釣りで入手することも可能だそうです。いくつかの記事をあげておきます。

など

 

また、沼津で毎年5月に行われる沼津水産祭でも、過去にサケガシラが展示されていました。それを学生が500円で買っていました。

 

今回は、京都市のスーパー生鮮館里の駅前店で売っていたものを購入しました。100円/100gと安かったです。

宮津産と書いてあったので、おそらく定置網にかかったものを、宮津の浜売りで買ってきたではないでしょうか。

 

 

サケガシラの食べ方・味

パックからだしたものは、こんな感じです。身質はぷるぷるしていました

とりあえず、鮮度は良さそうだったので刺身昆布〆にして食べてみました。加熱料理として、塩焼きにもしました。

 

刺身

刺身用に柵にしていきます。身は透明感のある色をしています。エンガワもありました。

 

刺身にしていきましょう。上が身の部分で、下がエンガワです。

では、いただきます!

 

モグモグ(・~・)

ん? モグモグ(・~・)

の、飲み込めない(T~;T)  ごめんなさい。はっきり言いますマズいです。生臭さはないのですが、海水みたいな味で、水っぽくグニョグニョしてます。

食べられなくはないが、そこはかとなく飲み込むことを喉が拒否してきます。

とりあえず、この水分量がよろしくないと仮定しました。

 

昆布〆

ということで、水分を少なくし味をつけるため、昆布で〆てみました。

先ほどの柵を昆布ではさんで、1日寝かせませす。

 

完成したのがこちら。先ほどより水分量は減っていそうです。いただきます。

 

モグモグ(・~・)

ん~ (-"-;) ?? 刺身よりは、まだマシです。が、あまり美味しくはないです。食感は、少し良くなりましたが、味は昆布+海水になっただけです。

とりあえず、生はあまりおすすめできません。

 

塩焼き

生が駄目なら、やはり加熱でしょう。今回は、オーソドックスに塩焼きにしてみました。

 

軽く塩を振って焼いて完成です。これは、なかなか見た目おいしそうですね。いただきます!

 

モグモグ(・~・)

そかそか, (´・ω・`) やっぱりサケガシラです。溝に溜まっているいるのは、脂ではなくて、残念ながら水です。

 

外の見た目は良くても、中はやはりブヨブヨ物質が詰まっていました。

 

ということで、なんとか完食。ごちそうさまでした。

 

次回への展望

サケガシラは、おそらく水気が多すぎてダメなのだと思います。ネット上を調べてみると、どうにかして水気をなくそうと努力している姿も散見されます。しかしながら、あまり上手くは行っていない様子です。

今私は、逆にこの水気を活かせばよいのではないかと思っています。純粋に鍋にすればいけるのではないかと。

ということで、今度入手した際には鍋にしてみます。

 

 

まとめ

今回は、リュウグウノツカイに良く似たサケガシラを食べてみました。結論、普通に刺身や塩焼きでは、あまり美味しくないことが分かりました。やはり、大きくても通常は捨てられてしまうのには理由があるということです。しかし、今後の展望も見えてきたので、今度みかけた際には、懲りずに再チャレンジしていきたいと思います。皆さんは、特に食べなくても良いと思います。

 

以上

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