美味しいのに痛い!?ホタテウミヘビの食べ方

こんにちは!夢海です🐟️

本日はみんな大好きニョロニョロ系のお魚、ホタテウミヘビのご紹介です!

 

 

ホタテ貝?ウミヘビ?ホタテウミヘビとは。

今回ご紹介するホタテウミヘビはこんな姿。

 

ホタテ貝ではありません。そしてヘビでも無いのです。

では一体何なのか、正体はこれでも立派な魚類なのです。

 

よ~くみると鰭もあるし鰓だってあります。大きな括りで言えばウナギ目、そうウナギやアナゴ、ウツボなどの仲間なのです!

爬虫類の仲間の正真正銘ヘビのウミヘビも存在していますが、彼らは肺で呼吸をし鰭を持ちません。

"ホタテ"の由来は背鰭を帆を立てるようにして泳ぐから帆立。上側の貝殻を帆を立てるように大きく開くから帆立貝。由来としてはホタテ貝と同じなのです。

 

↓黒い背鰭が特徴。

 

 

気分はウナギ屋さん?ホタテウミヘビの調理・捌き方

まずはヌメリを落としていきます。

百均に売っているシューズブラシを使います。学生の頃よくこんなやつで上履き洗ってたなぁ…

他にもブラシならどのような物でも大丈夫ですが、魚種によっては皮膚が弱いものもあり、傷が付いてしまう恐れがあるので毛があまり強くないものをオススメします。

 

長いものはツルツルと滑るのでこのようにエラを挟むように持つと安定します。

 

それでは捌いていきます。

本来であれば目打ちをしたいところですが、目打ちの道具など準備出来てないのでこのまま捌きます。

3本あるので、2本はすり身にして、1本は蒲焼きにします。

 

背中から包丁を入れて背開きで…

長い長い卵巣が出てきました。黄色く細かい粒です。

 

開いたら頭を落として骨切りをします。

ザックザックとかなり骨切りの手応えがあります。これで蒲焼きの仕込みは完了。

 

これをコンロで3分ほど軽く火を入れてからタレと共に煮ます。

5分ほど煮込み、味が染み込んだら再びコンロへ。

 

焦げ付かないように気をつけつつ焼き目を付けていきます。

これにて蒲焼きは完成!

 

続いてはすり身の調理です。

蒲焼き用と同じく開いてから中骨を外して皮の中に入り込んでいる骨を避けつつスプーンで掬い取ります。

 

身を掬い取ったら、すり身におろし生姜とネギ、小麦粉を少し入れて混ぜ合わせます。

粘り気が出てきたら完成!

 

こちらを丸めて沸騰したお湯に入れます。

つみれが浮いてきたら出汁を入れて味を整えて完成です。

 

 

魚類版ウミヘビのお味は…

ホタテウミヘビの蒲焼き

さて、完成したものがこちら!見事な蒲色に焼き上がりました。

蒲焼きの蒲とは、水辺に生える蒲の身という植物の色から来ています。

こちらに山椒を振りかけて頂きます!

 

…ガブッと大きくかぶり付きましたがこの直後悲鳴を上げる事になるとは誰も思いませんでした。

 

「あれ、俺骨切りしたよね…??」

そうです、骨切りしたはずの小骨が無数に入り込んでおり、口の中で暴れています。😭

後々聞いた話だと、やはりホタテウミヘビは骨が厄介とのこと。

 

実はホタテウミヘビは過去にも蒲焼きにして食べたことはあるものの、当時食べたものは小さかったからかここまで骨が引っかかった記憶がありません。少し気になるけど食べれなくはない程度。今回はバッチリ骨が牙を剥いています。

 

味はおいしいし、肉もしっかりとしていて魚の旨味があります。

ただこの骨がひじょ~~~に厄介。

皮なんてとても食べられないものだったので、表面を齧りとるように完食。

ううーん、勿体ない。

 

しかし、つみれの方は大成功。

 

ホタテウミヘビのつみれ汁

仕上げに三つ葉とゆず皮を入れております。出汁は白出汁とカツオ出汁でシンプルに仕上げました。

 

こちらは肉を掬い取り仕上げに叩いたので骨がほぼありません。

これが絶品!鶏肉のつくねのようにプリッとした食感がはじけてかなり上品な旨味が広がります。

 

これがまた魚らしさがかなり少なく魚が苦手な人でも食べられるかと思います。

 

 

ホタテウミヘビの評価

価格   ☆☆☆☆☆
コスパ  ・・・☆☆
珍しさ  ・・☆☆☆
味わい  ・☆☆☆☆

 

かなり星の数が多いです。骨が多く、フードプロセッサーなどを使用しない限り歩留まりはあまり良くありませんが…。

それもそのはず、価格で言えば漁港で捨てられてしまう事のあるほどのお魚です。今回は購入させて頂いたものとはいえ、色々入った鮮魚セットに入り合わせて価格は¥1500。1匹あたりで計算すればおよそ200円ほど。過去に食べたものはタダでお譲り頂きました。

 

それだけ味はいいのに骨が厄介であまり扱われていない魚になります。それに”ウミヘビ”という名前がブレーキをかけてしまっているのかも知れませんね。

改めてこちらに書かせて頂きますが、紛れもなく魚類です。お魚です。みんな大好きウナギやアナゴの仲間なんです。

 

手間でも手をかけた分だけ美味しくなります。見かけた際は是非挑戦してみては如何でしょうか?

少しでも無駄な命の減るようこれからも発信していきます。

 

※本記事は、サテライトライターさんの記事になります。

ライター紹介

サテライトライター:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで400種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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