ついで買いで久しぶりのメガネハギ

こんにちは、夢海です🐟️

8月半ば、盆明けの話である。

 

今季初となるサンマを購入し、寿司にしようと考えていた中、今年はやたら見かけた生のインドマグロを食べたくなる。

さて、それでは探そうとあちらこちら探したのだが結局生インドは見つからず。

何件か店を回った中で見つけた魚を購入してくる。

 

メガネハギの特徴

今回の魚はメガネハギ。

 

繰り返すが、前回、サンマを食べる時に探していたマグロを求めて回った鮮魚店で見つけたものだ。

サンマについては別で書いている。

2026 サンマ備忘録

冷蔵庫が比較的空いているので、翌日のおかずにと買ってきたのが本種である。

 

食べるのは大変久しぶりで、記録を見ると実に4年ぶりらしいのである。

産地は八丈島。本種は暖かい海を好み、深場の釣りで揚がってくる。

色鮮やかなアカイサキやウメイロといった深場の魚に混ざってこの地味な茶色い魚はやってくる。

 

地味とはいってもモンガラカワハギ科の魚なので、食材という観点でいえばインパクトは小さくないだろう。

頭部が大きく、鰓のところで考えるとほぼ2頭身である。

さらには全身を硬い鱗に覆われている、まさに鎧を着た魚なので歩留まりは極端に悪い。

 

調理したことのない2品を作っていく。

 

まず皮はベリベリと剥がすのたが、通常のカワハギ類に比べると硬いので、しっかり切れ込みを入れ、剝がしす。

皮が硬く、切れ込みの断面は鋭利な鱗があるので、手を切らないよう注意が必要である。

 

 

メガネハギの料理

メガネハギのムニエル

骨からはがした半身をムニエルにする。

 

味付けはハーブ類、塩コショウにカレー粉をすこしまぶす。

小麦粉をまとわせたらオリーブオイルで焼き上げるのみ。

やや水分のある魚なので塩をして置いておいた。

 

身が締まったので、味がぼやけない。

バターで焼き上げたが、この風味がよく合う。

フグ目は意外にもムニエルが調理方として向いている。

 

メガネハギの煮付け

食べたことのない料理を、という事で、今回は無難に煮付けにしてみた。

 

肝は殆どなかったので、季節によって大差あるようだ。

今の時期では肝がなかったので、少々味気ないのは仕方がないが、それでも引き締まった身は食べ応えがある。

脂がない分、炊きすぎると多少硬くなってしまうが、豊富なうま味があり飽きが来ない。

 

醤油で煮付けたが味噌でも向く。

頬肉も大きいので食べる箇所は意外にも多い。

 

 

メガネハギの評価

価格   ・・☆☆☆

コスパ  ・・・☆☆

珍しさ  ・・・☆☆

味わい  ・・☆☆☆

 

価格

・知名度は高くないものだが、基本的に漁法は釣りになるため安くはない。モンガラカワハギ科の中でも比較的温暖な場所にも生息しているため、近場の東京など中央卸売市場にも並ぶ。

 

コスパ

・歩留まりは悪い。頭でっかちで可食部が少ない。姿での調理が向く。

 

珍しさ

・滅多に見ないものではないものの、正箱ではなく入り合いでぽつぽつくる程度。産地は限られているため、探すのに苦労はしないが根気のいるもの。

 

味

・他のモンガラカワハギ科同様、フグ科に近い味わい。本種そのものの味は淡いものの、質など使いやすい。

 

今回は久しぶりのメガネハギを調理して食べてみた。

ついで買いで見つけてきたものだが、モンガラカワハギ科はたまにしか手に入らないため、手に入れようと思えば買える本種がありがたく思える。

少しばかり、日常的な食材として扱いにくい価格ではあるが、食味はいいのでモンガラカワハギ科の入門種としてオススメである。

 

ライター紹介

副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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