スジミゾイサキは、美味しいのに手に入らないイサキ!?

こんにちは!夢海です🐟️

今回は関東ではなかなか見かけない、とっても珍しい魚を仕入れましたのでご紹介します!

 

 

珍しいイサキの仲間スジミゾイサキとは?

珍しいイサキ、ということで今回ご紹介するのがこちら!

スジミゾイサキちゃんです。

銀色に輝く体に、黄金に近いラインが縦に走ったとても綺麗な魚ですよね!見た目がカラフルで綺麗な魚はよく”熱帯魚”みたいと言われますが、今回のスジミゾイサキはまさにその通り。

沖縄などでは水揚げがあり食べられているみたいですが、関東で見かけるのは今回が初めてです。

 

ちなみにイサキは、

こちらです。

梅雨が旬ですが、塩焼きやお刺身などでとても美味しい魚ですね!

背鰭の高さなども違い、とても面白いです。

 

さてさて、今回このスジミゾイサキは館山より直送の、池上「ら京」さんの直売にて購入させて頂きました。当日は外出予定がありませんでしたが、この魚が水揚げ情報の写真に写り込んでいるのを見て、すっ飛んで行きました。笑

このミゾイサキ、という魚にも何種類かいますが、いずれも鮮魚で見かけた事がなく、喉から手が出る程に欲しかった魚でもあります。

こちらを3匹購入しました。直売ということで、他にも面白い魚を同時に仕入れました!

 

スジミゾイサキの調理・食べ方

3匹いるということで、今回は寿司、天ぷら、塩焼きで頂きましょう。簡単かつシンプルな味付けなので、どの調理もこの魚のポテンシャルを知るには持って来いだと思います。

 

寿司は三枚に卸して皮引き、天ぷらは鱗を落とし背開きにして背骨を取り除きます。

塩焼きは鱗、内蔵と鰓を外して仕込みの完成。

かなり小さい魚ですが、内臓にアイゴなどに近い、海藻を食べているかのような特有のにおいがありました。これが食べるときに影響されなければいいのですが…。

握り用に仕込んだサクは色が白濁しており、脂が腹に集中する、というよりは全身に混ざっているタイプのお魚です。こちらはまさしくイサキに似た性質です。

 

それでは気になる味わいの方いってみましょー!

 

 

珍しいのが勿体ない美味しさ!?

握り

まずは握りからいきましょう。

こちらの、

左側がスジミゾイサキです!

 

血合い骨が厄介で、なかなか抜けなかったので包丁で切り分けてしまいました。そちらを3枚使用してまとめて握ったものになります。

では頂きます。

 

…。

………。

うん!  あ、これは美味いわ。

 

こちらも以前ご紹介したヒラソウダ同様、朝獲れたばかりのものなので、コリッとした食感があります。そして噛めば噛むほどやってくる旨味!

醤油に勝ってしまうほどの甘い脂が特徴的です。

 

うり坊と呼ばれるイサキの子供にそっくりな身質です。

先ほどの腹のにおいは全く気にならないのも、鮮度がいいうちに処理したからかも知れません。

 

天ぷら

続いては天麩羅を頂きます。

先ほどの小魚も混ぜて揚げました。

 

この中の、

こちらがスジミゾイサキ。

めんつゆを少し付けて頂きます。

 

サクッ…ふわふわっ

 

うんうん!美味いや!!

握りを食べた後だったので、期待しかしていませんでしたが、それを上回る美味さ!

 

特有のにおいが程よいアクセントになり、またこれが美味です。生食では目立たないにおいが加熱すると目立つ、そんな魚が稀にいますが、スジミゾイサキもその類の魚だと思われます。しかし食べるには支障のない、逆にほんのりとした海藻の香りがアクセントになり美味しいです。

 

個体差が出るのか、鮮度がいいうちに調理したから軽減されていたのか実例が少なすぎるので断言には至りませんが、再び手に入れば天ぷらは外せない、それほど美味い魚です。

 

塩焼き

最後に塩焼きいきましょう。

ヒラソウダの腹んぼと共に…

頂きます!塩を強めに振っているので醤油をつけずにそのまま頬張ります。

 

まず皮がパリッとはじけて、続いてやってくるのはジューシーな脂ののった旨味の強い身。

これが堪らなく美味い!

あっという間に平らげてしまいました。

 

天ぷらと違い、純粋に焼いただけだと特有のにおいは気にならず、臭みのない白身でした。

やはり個体差なのか、油で調理すると現れるのか…これはまだまだデータ収集が必要ですね。

 

塩焼きはその魚の素材を知るのに最も適した調理法と言います。間違いなく、スジミゾイサキは美味い魚と言えるでしょう。

今度は干物なんかにしてみたいな。

 

 

まとめ

今回は珍しいイサキの仲間、スジミゾイサキをご紹介しました。如何でしたか。

きっと、スジミゾイサキ食べたい!ってなった筈です。

ただ入手がかなり困難ですね…😅

 

実は、水族館なんかでも見たことがなく、図鑑でしか見たことがありませんでした。

今回初めて実物を見ることができ、感無量でした。

 

魚は国内だけでも約4500種もいます。会いたい魚はまだまだ沢山いるので、これからも一魚一会を大事に様々な魚と関わっていければと思っております。

 

お魚さん、いつも沢山の感動と発見をありがとう。

 

※本記事は、サテライトライターさんの記事になります。

ライター紹介

サテライトライター:夢海
未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで400種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします!
Twitter: @YUMEUMI27
ブログ: 夢海のまったり魚日記

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