10月はじめはゴマサバが優勢
こんにちは、夢海です🐟️
今年は控えながらも、10月現在時点で130種は食べている。
そのうち初めて食べた種は30種。
分母が大きくなりはじめ、ペースはやはり落ちているのだが、それでもコツコツと増やしている。
もちろん、そんな手に入りにくい"珍しいヤツ"も、魚の味を知る大事な事なのだが、それ以上とも言えるほど大衆魚を知ることが大切である。
目次
今回の魚はゴマサバ
大衆魚の中でも、指折りの大衆魚とも言えるサバ。
サバは1年中ものを様子見しているが、いざ買って食べるというのは最近出来ていなかった。
総じての種に言えることだが、近年、特に資源が減りつつある種でもある。
味を理解する以上に、現状の相場、味、質を記録しておく必要を感じている。
さて、この日は同じ気仙沼からマサバも来ていたが、ゴマサバに比べてひと回り小さく、またエサ食いである。
腹は膨れて見事に見えるが、胃袋にはカタクチイワシなどが詰まっているのだろうなと見えたのが、ゴマサバを買う決め手となった。
三重などのものは年間を通して安定の質だが、気仙沼産が良くなってきているのも理由の一つである。
顔なじみで分かってる人はみな高いけどゴマサバを持っていき、飛ぶように売れている。
市場へ飛び込んだのがここ数年の話なので、長い人に聞いた話にはなるが、ゴマなんて…、というのが少し前までの評価であったそうだ。
それが日によってはマサバに逆転しているのが、面白い話ではあるが、マサバよりも南方種のゴマサバが多く定着しているのかもという怖さも見えてくる。
若干期待しすぎたくらいだが、卸すと思っていた程度の脂が見られる。
半身はしめ鯖に、半分は炊き込みにする。
ゴマサバの料理
ゴマサバのしめ鯖握り
まずはしめ鯖を握りにした。
しめ鯖は、今回は塩を10分、酢を3種ブレンドし、30分漬け込む。
比較的あっさり目に、内側にサバの味を込めるような印象で仕上げた。

うちが赤っぽいのは酢が入り切っていないためである。
握り寿司にする酢締めは、総じてこのくらいの酢の入り方が好みである。

さて、質は良かったので期待した。が、そこそこ期待通りであった。
ただ、いざ切りつけてみると中心部はまだ脂が十分でない。
これからなんだろうな、といった質だけど、スーパーで見るマサバの切身を考えるとやはりゴマサバが優勢に思える。

炙りはスライスし、切りつけた断面を炙ったので脂のない層に当たってしまう。
ともなれば、若干のボソつき感が出てくる。
それに酢を中心まで強く浸透させていないので、水分がやけに飛んでしまうので、いまいちシャリとの馴染みが良くないのだが、気になるほどではない。
残りの切れ端は翌日のつまみにする。
薄く切りつけたきゅうりに塩をしたものと和える。
暑い日は終わっても、さっぱりしたものはいつ食べても食欲を進めてくれる。
主役として一人で登場させるよりも、この時期はまだ友人が必要なようである。
・ゴマサバの炊き込みご飯

フィレにしたゴマサバは塩をしておき、焼き上げる。
刻んだ人参、玉ねぎと一緒に昆布だしで米を炊きあげる。
ゴボウがあれば良かったのだが、新物はあれどまだ高いので手が伸びなかった。
ちなみに写真に2枚写っているのは買い足したからだ。
炊き上がったらよく混ぜ込む。
茶碗によそり、仕上げに分葱とおろした生姜をのせて頂く。

シーズン初の炊き込みご飯に涙が出そうである。
年中作ればいいものだが、どうしても炊き込み飯はこの時期にまとめて食べたいと感じる。
食材は少ないのでシンプルな味の構成だけど、
焼いたサバの香ばしさと野菜の甘味はなんとも美味いのである。
千葉県産の新米のコシヒカリで炊いたが食欲が無限に湧き出てくる。
秋が来ましたな〜なんて感じられる幸せな季節だ。
まとめ
今回は幾度か紹介したゴマサバを書いてみた。
前回のものなど、上物のそれだが、今回のは値段も仕立ても並のものである。
そのため身近なスーパーに並ぶものと同じような質なので、同様の料理で美味しく食べられるであろう。
※しめ鯖など生食は自己責任
魚の楽しみ方は旬を追うのも良いが、少しずつ味の変化を知るのもまた面白い。
スーパーでは切身が比較的安定してあるが、ぜひ焼鯖に炊き込みにと、サバの味わいを楽しんで欲しい季節がやってくる。
副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません