夢海のうお旅 2023北海道編①
こんにちは、夢海です🐟
今回はいつものように、魚を捌いて食べる。という回ではなく、キッチンを飛び出してさかなを巡る旅の回になります。
時は10月上旬。まだまだ秋らしくない気温の日々が続いていた頃
仕事を終え、その足でいつもの帰路とは違う路線に乗り、目指すのは羽田空港。
出発の50分前ほどに空港に到着し、ひと息つく間もなくチェックイン。
実は魚の他に航空機も好きなので、いつもなら出発前に展望デッキで航空機を眺めているところ、そんな余裕もなくそのまま保安検査へと流れました。
このあと、それほど急がなくても良かったという事態になるとは知らずに…。
羽田空港へ戻って来る前の便が、羽田空港が混雑の影響で遅れて到着した為、自然と出発も遅れてしまいました。
15分ほど遅れてやっと搭乗。
日本航空のBoeing737‐800にて向かいます。
離陸後わずか5分ほどで足元に広がってくる東京の夜景。
今回は左側の窓際の席を選び、下に先ほどまでなぞっていた道を眺めながら、(あれは豊洲か)(あの水族館はこのあたりだろう)と、仕事あとに住み慣れた街を抜け出すという背徳感に浸っていました。
機内で頂いたコーヒーを飲みつつ、三陸の沿岸部を縁取る明かりや、海の上に散らばる漁船の灯りを数えながら1時間半。
海の上の航路をまっすぐ飛んでいた飛行機はいよいよ北の大地の上空へと差し替えり、降下準備を始めた。
真っ暗な山の陰を横目に無事に女満別空港へ到着。
飛行機が遅延していたこともあり、レンタカーの引き取りにギリギリ間に合わないのではないかという焦りから空港を散策する暇もなく(時間が時間なので、そもそも店が殆ど閉まっている)慌てて外へ。
女満別空港では定番(?)の駐車場にある温度計。
ちなみにこの日の東京の最高気温は27度。
つい6時間前まで半袖のワイシャツで仕事をしていたというのが嘘のような気温です。
とはいえ、この時はまだ寒いという気候を体が思い出す前であった為、寒いと言うよりはむしろ涼しく過ごしやすいと感じました。
縦向きの信号機🚦
営業時間終了5分前に駆け込み、なんとか車を借りられた。
さすがに遅延時は待ってくれるだろうと思うが、ここが閉まってしまえば長い長い山道を夜通し歩くことになったか、飛行機と同じくらいの金額を出してタクシーで街へ出ることになっていたであろうと思うとヒエッとします。
真っ暗な山道を走ること40分ほど。
今回の拠点である北見市の街明かりが見えてきた。
ひとまずホテルの駐車場へ…って、さすがにこの時間では埋まってしまっているよな。
満車の駐車場でひとまず停車。
駅チカな事もあり、車を置いてとりあえずチェックイン、そこから徒歩圏内でご飯を探すプランだったが、駅周りの商店街はシャッターが立ち並び、どうも店がある気配がありません。
近くに何かないか…なんて調べていると、こちらへ来る前に調べていた店を思い出し試しに検索。
すると車で5分ほどの距離に店舗があるので向かいました。
やってきたのは回転寿しトリトンさん。
都内にも数店舗出店しており、私自身は来たことがありませんでしたが、毎度店の前には長い長い列が形成されています。
そして何よりも嬉しいのが21時前だというのに営業してくれているところ。
最終便で東京からやって来ても余裕で間に合うので大変有り難いです。(皆さんも北海道に来たらぜひ寄ってね!!)
当然頂くのは地元の魚中心。
私の"うお旅"は「どこでも食べられる」という考えはひとまず置いて、その地ならではのものを選んで食べます。
まずは野付ホタテのヒモ、噴火湾産の魚卵を使用した明太子を注文。
このボリューム感、寿司としてはネタがやたらと主役になっているものの、素材を堪能するという意味で捉えれば大変満足感が高いです。
塩気が効いていて、少々ネタが大きく感じられる塩梅でしたが、きめ細かいスケトウダラの卵の粒と、余計に出汁で味付けられていない素材の面影を感じる美味な寿司でした。
北海道産筋子と根室産さんま
10月に入りようやく秋らしい気候の中頂いたサンマ。
今年の初さんまはここで堪能することになりました。
豊洲へはやっと三陸のものが入荷するようになった時期でしたが、北海道のものはまだ脂が薄く、サンマそのものの美味さが感じられます。
脂でまったりと旨味がボヤけず、青魚としてメリハリのあるうまさ。
脂コッテリよりもこっちの方が個人的には好きです。
北海道産納豆
関東民からすると納豆=茨城な印象で、北海道でも製造されているという認識は、どこか頭の片隅にしかありませんでした。
ただ他産地の納豆との違いが分かるほど舌が肥えていないため、どこがこうだのああだのは言えませんが、久しぶりに食べた納豆細巻きは実にうまし。でした。
かぼちゃのいももち
いももち食べたいよね、という事で幾つかあったスイーツの中からチョイス。
しかも期間限定で北海道産のかぼちゃが練り込まれているものがあったので、迷わずこちらを選びました。
ラストオーダーの時間まで堪能し、お腹がいっぱいになったところでホテルへ。
カメラや翌日持っていくものを準備し23時過ぎに就寝。
翌日はいよいよあの水族館へ…!!
「夢海のうお旅 2023北海道編②」へ続く
副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記
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