ヤドカリを食べたら、まさかの高級食材の味!?

皆さんは、ヤドカリにはどんなイメージがありますか?

貝殻に入ってゴソゴソと動く可愛い生き物ですか?それとも、沖縄の大きなヤドカリですか?

 

実は、ヤドカリって食べれるのです。タラバガニだって、実はヤドカリの仲間なんですよ!

ということで今回は、市場で大きめなヤドカリを見つけたので、記事にしました。種類は、(恐らく)イシダタミヤドカリです。勿論、いつもと同様に多べてみたので食味レポートです。

かなり高級なあの食材の味がしたのでビックリです!

 

イシダタミヤドカリについて

ヤドカリの写真

イシダタミヤドカリは、東京湾より南の海に棲息しているヤドカリです。水深50mくらいのところに多く棲息しています。

サザエなどの比較的大きな貝をすみかにしていることが多いです。底引き網漁で混獲されることがあります。足や爪が深い毛で覆われているのが特徴です。

ダイビングなどでは、比較的よく見かけることができるそうです。

 

イシダタミヤドカリの入手方法

イシダタミヤドカリは、食用としてほとんど認識されていないため、通常流通はしません。

ダイビングをやっている人や、漁師さんにお願いして取ってきてもらうのが、一番簡単な方法です。

 

その他にも、探せば通販で売られてもいますが、ペット用で値段は高めです。

 

唯一、神奈川県三浦市の城ヶ島という場所では、食用とされているらしく、売られていることもあるそうです。

 

今回は、売られている貝にたまたま混ざっていたものを見つけたので、お願いして売ってもらいました。西浦鮮魚マーケットにて、値段は100円でした。

買ったヤドカリは、水揚げされたばかりであったため、まだ生きていました。目がきれいですね。

 

ヤドカリの食べ方

ということで、今回も食べてみました。食べ方は、シンプルに塩茹でにしてみました。

 

調理方法

まずは、貝殻についている汚れをきれいにします。かなり大きなホラガイの貝殻ですね。

 

次に、大きな鍋で塩茹でします。今回は、だいたい10分くらい茹でました。

本体は、もっと大きな鍋を用意を用意した方が良いと思います(^^;

 

ザルに取り出して、粗熱をとります。

 

殻から中身を取り出します。今回は、きれいに取り出せなかったため、ハンマー殻を割ってとり出しました。

 

うまく取り出せずにバラバラになってしまいました(^^;

あとで調べたところ、茹でる前に取り出した方がよかったようです。

 

という感じで、調理は終了!

 

実食

では、早速食べてみます。

まずは、爪から。ヤドカリといえど、そこそこ可食部はあります。

では、いただきます!

 

モグモグ(・〜・)

 

あ、これタラバガニだ!普通に美味しいです。太めの繊維で、ガッツリとしたタラバガニの味です。まあ、タラバガニはヤドカリの仲間なので、同じ味がするのは納得です!大量にあったら、バクバクと食べちゃいそうです。

 

 

次にお尻の部分です。(写真取り忘れ^^;)

見た目は、ミソが茶色で、あまり良くないです…。では、いただきます。

 

モグモグ(・〜・)

 

ん!?!?これは!美味しすぎる!見た目の悪いミソが、思いの外ミルキーで濃厚な味わいです。臭みや苦味と行った類の悪い味は一切しません。このミソが、タラバガニのような味の身の部分と合わさって、最高に美味しいです。これは良いですね!

 

ということで、今回も一瞬にして完食してしまいました。

ごちそうさまでした。

 

まとめ

今回は、ヤドリリの仲間のイシダタミヤドカリを塩茹でにして食べてみました。たまたま、安く購入できたのですが、値段以上にとても美味しく、高級食材であるタラバガニの味がしました。

中々、手に入れることの難しいヤドカリではありますが、美味しいことは間違いない食材なので、見かけたらぜひ食べてみてください。

以上

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