京都史上最安値?宮津の浜売りで漁師さんから魚を直接購入した話

2019年3月16日

早速ですが、皆さんは普段魚をどこで買っていますか?恐らく、スーパーと答える人が大半では無いでしょうか。

勿論、スーパーで魚を買うのも色々と便利なことも多いのですが、時にはもっと安く新鮮な魚も欲しいなと思いますよね。

そこで本ブログでは、卸売値で買える食彩市@京都市市場の朝市@滋賀県大津市などや、浜値で買えるいとう漁協水産まつり@静岡県伊東市などの新鮮で安い魚を買うことができるイベントを紹介して来ました。

しかし、正直なところ僕が紹介して来たほとんどが年1回、多くても月1回のイベントになっています。

 

そんな中、僕はついに、毎日浜値で新鮮な魚を買える方法を見つけてしまいました。

それは、宮津市各所で行われている浜売りです。

実は、前から存在は知ってはいたのですが、今年の8月に初めて訪れて、感動し既に3回も行ってしまいました。

 

ということで、今回はその浜売りについてレポートしていきたいと思います。

 

宮津の浜売りについて

京都宮津地方の独自の文化で、漁師さんが水揚げして魚を選別している最中の魚を一般人にも売ってくれる制度です。セリに運ばれる前の魚のため、非常に新鮮で、なにより安いです。今回は、栗田漁港小田事業所に行きましたが、他にも養老漁港や伊根漁港など様々なところで行われています。浜売りの京都府の公式ページはこちらです。

 

栗田漁港小田事業所

今回は、栗田漁港小田事業所の浜売りに行きました。小田事業所の情報は以下の通りです。

場所: 京都府宮津市字小田宿野357
時間: (夏)朝7:00~、(冬)朝8:00~
定休日: 毎週土曜
HP: http://www.tango.or.jp/kundaseisan/sell.html

ちなみに、入り口に立ち入り禁止と書いてありますが、浜売りの際は普通に入って大丈夫です。

 

 

魚の値段

入り口には、魚の値段表が書いてあります。特別表記がない場合は、1kgあたりの値段です。大中小の区別は適当だそうです。

※クリックで拡大できます。

 

マルアジとマアジ等の見分けがつきにくい魚も、値段が違うため、見分け方が貼ってあります。

よく見ておきましょう。

 

 

魚の買い方

まず、入り口で足を消毒してから中に入ります。

入り口付近にあるバケツを持ちます。

 

船が港に帰ってきたら争奪戦の開始です。

 

漁港内に運ばれ、選別されている魚のなかから、好きなものをバケツに入れます。

 

最後に、魚種と大きさ別に分けて、レジで測って会計をします。

 

氷は脇においてあります。買った魚が痛まないようにクーラーボックスにいっぱい入れておきましょう。

買い方はこんな感じです。

 

 

売っていた魚

栗田漁港小田事業所に、8月の5、17、28日と3回ほど行きました。その時に実際に売っていた魚と僕が買った魚を紹介します。

 

2018/8/5(日)

天気:晴れ 波: 1 m

この日は、天気がよく波もなく最高のコンディションでした。

 

タチウオとスズキです。タチウオはかなり多かったです。

 

白イカも沢山揚がっていました。大きさは小さいものから中型くらいまでが多かったです。

 

カマスとツバスも、そこそこいました。

 

大き目の魚もありました。サワラやブリは特産ですね。ハガツオやヒラソーダもありました。ヒラソーダは良いですね。

他にも、シイラやアジなどもありました。この日は、とりわけ珍しい魚はありませんでした。

 

僕が買ったものは以下の通りです。

クロダイ・・・700円

 

イシモチ(クツ)・・・150円

 

キジハタ(イネズ)・・・50円

 

カマス2匹・・・210円

白イカ数杯・・・350円 (写真撮り忘れました)

 

合計1460円でした。

 

これだけ買ってこの値段だったので、物凄く安いですね。しかも新鮮です。後でもっと買っておけば良かったと後悔したくらいです。

特に、キジハタ50円は、野締めで小ぶりだということを考慮しても安すぎて驚きました。

 

2018/8/17(金)

天気:曇り 波:2.5m

この日は、雨は降っていなかったものの、波が高く船がでていませんでした。そのため、浜売りもやっていませんでした。

栗田漁港田井事業所にも行きましたが、同様に船はでておらず、浜売りはやっていませんでした。

 

後で、調べたところ伊根漁港は少数ですが船がでて浜売りをしていたようです。

 

2018/8/28(火)

天気:曇り 波:1m

この日は、天候こそ悪いものの、波は比較的おだやかな日でした。

この日も、タチウオが沢山ありました。

 

大きいシイラもありました。

 

とても大きいカジキがありました。買いたかったけど、大きすぎて断念しました。

 

アジやツバスも多かったです。

 

そして、今回凄かったのはこちら、

サバです。本当に大量のサバがありました。漁師さん曰く脂がのっていておいしいそうです。

京都のサバは有名ですね。

 

僕が買ったものは、以下の通りです。

※僕の買った魚が入ったバケツです。

 

ウスバハギ・・・630円

 

ツバス(青子)・・・20円

 

カマス・・・70円
タチウオ(ヒモ)・・・60円

 

イシモチ(クツ)・・・60円

 

赤アジ3匹・・・350円

 

白イカ8杯・・・250円

 

サバ3匹・・・450円

 

合計1890円でした。

 

タチウオ60円とかツバス20円とか常識で考えてもおかしい位の値段の安さでした。

ちなみに、この日は8/5と比較すると水揚げ量が大分少なかったです。

 

 

まとめ

今回は、京都の宮津になる浜売りに行ってきました。そこでは、水揚げされた直後の魚を浜値で買うことができました。浜値だけあって、驚くほど安くたくさんの魚を買うことできました。

また、本文中には書きませんでしたが、綺麗な日本海産の魚だけあって、どれもとても美味しく感じました。特に、アジは印象的なほどに美味しかったです。

まだ、夏真っただ中で夏枯れ時期の8月にしか行っていないため、もう少し寒くなったらまた行こうと思います。皆さんも、是非浜売りに行って安く新鮮な魚を手に入れてください。とてもオススメです。

 

以上

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Posted by yori