地域おこし協力隊の研修ってどんなものがあるの?【現役隊員が紹介】

さて、僕も地域おこし協力隊になって3ヶ月が経ちました。 3ヶ月も経つと、自分の具体的な活動も始まりつつあります。

具体的な行動が決まるまでも、様々なことをやっていました。その1つが研修です。

 

地域おこし協力隊は自治体に委ねられている部分が多いですが、研修も少なからずあります。

地域おこし協力隊になろうと思っている方の中は、初任者研修の有無について気になっている人もいると思います。

 

ということで今回は、地域おこし協力隊の研修制度について紹介します。

地域おこし協力隊の研修には、自治体が行うもの、県・国が行うもの、個人・企業が行うものの3つに大きく分けられます。

この3つに分けて、説明をしていきます。

 

 

自治体での研修制度

自治体で行う研修で気になるのが、就任後の初任者研修でしょう。

冒頭でも、述べた通り地域おこし協力隊の制度は自治体 によるものです。なので、しっかりとした初任者向けの研修があるところもあれば 、何の研修がないところもあります。

そもそも、僕のように1人のみの採用のところは、わざわざ研修を用意する必要もないでしょう。

 

ということで、自治体で行う初任者研修ついては、直接応募する自治体に聞くしかないというのが現状です。

 

岡山県笠岡市の場合

僕が就任した笠岡市の場合は、地域おこし協力隊の初任者研修そのものはありませんでした。はじめに資料を渡されて経費の説明などのオリエンテーションがあったぐらいです。

その代わりに、担当職員さんの協力のもと、これからの活動に関わってく人・団体の紹介や、笠岡市の案内をしていただきました。また、笠岡諸島を巡る笠岡市市役所の新入職員向けの初任者研修にも参加させていただきました。

笠岡は比較的自由でありながら、自分の活動に必要な支援をしっかりとして頂けました。

 

 

県・国での研修

地域おこし協力隊向けの研修は、国・県単位で見ると比較的多くあります。

 

例えば、一般社団法人地域おこし協力隊ネットワークが岡山県の地域おこし協力隊むけに初任者研修やそろばん教室を開催してくれます。

 

他にも全国で行われるものとして、JOINが起業を目指す人のためのセミナーを開いています。

2019年の起業支援セミナーは、こちら

 

県・国がおこなう研修は、地域おこし協力隊の全体に向けたものなので、大きなテーマであることが多いです。

担当の市経由で、開催の連絡が来ることが多いです。基本的に自由参加で、内容を見て必要を感じたら参加できるのも良いですね^^

 

 

個人・企業での研修

その他にも、個人や企業が行なっている地域おこし協力隊向けの研修・セミナーもあります。

 

個人・企業が行うものは、プログラミングや 古民家の利用などの、スキル・テーマを重点に置いた研修・セミナーが多いです。

例えば、全国古民家再生協会では、地域おこし協力隊の方は『古民家ツーリズムまちづくりプランナー』や『空き家問題トータルコンサルタント』などの講座を無料で受講することができます。

 

個人や企業がおこなっているセミナーの中には、市の職員経由で連絡が来るものもあります。ですが、大体は自分で情報を得て、必要であれば参加するという形が多いです。

もちろん、地域おこし協力隊向けの研修であれば、参加費は経費で支払うことができます。

 

また最近では、地域おこし協力隊の母数が増えてきたので、独自にグループなどを作って勉強会などを開いている隊員もいるようです。

「必要な知識を、自分たちで勉強する。」というのは基本的なスタンスとして良いですね。隊員になった後に、欲しいスキルがあれば、自分で勉強会を開くのも手かもしれません。

 

 

まとめ

今回は、地域おこし協力隊のでの研修制度について説明しました。自治体で行うところもは少ないですが、全国でみると地域おこし協力隊向けの研修は非常に多くあります。

初任者研修こそ少ないですが、それでも自治体毎にしっかりとサポートをしてくれます。

また自分が協力隊になった後の、必要なスキルや人脈を手に入れるための研修・セミナーは、ちゃんとあるので安心してください。

以上

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