夢海のうお旅 2023奈良・大阪・和歌山編③

 

奈良を訪問し、和歌山へ移動した2日目。

水族館を後にし、すぐ隣に乗り場があったグラスボートに乗船してみることに。

 

 

 

グラスボートは何年ぶりであろう。

 

覚えているのは沖縄で乗船しアンドンクラゲなどを見た事を覚えています。

そうなると、おおよそ10年ぶり。

和歌山の海にはどんな魚がいるのかと、ワクワクする気持ちで乗船しました。

 

かなりずんぐりとした船体をしています。

 

乗船してみると非常に浅いところに付けていることが分かります。

こんな浅いところでもクサフグたちが舞っている姿が観察出来ました。

 

乗船すると着席してすぐに出船。

乗って少し沖へ出るとクロダイやメジナが船の影を求めてついてくる様子が見られます。

 

水深の深さがある崖に黄色い魚が見えます。

先程水族館でも見かけた大型のハマフエフキが底を悠々と舞い泳ぎます。

自然界でハマフエフキを見るのは初めて。

水族館や、仕事でも頻繁に鮮魚として見る魚ですが、実際に海で泳いでいる姿を見るとどんな魚でも感動します。

 

このほかにもツノダシのペアや、ソラスズメダイ、キンギョハナダイなどが乱舞していました。

肌寒くなりつつある10月でも黒潮の当たる海は賑わっていました。

 

ずっと海中を見ていたら気が付くと岸が近づいていました。

どうやら円月島のすぐ近くを通っていたそうです。

 

↑下船してから撮影。

日没時、円の中央に太陽が沈むよう。

美しい島の形をしています。

 

 

 

さて、腹も減ったので近くの海鮮レストランへ。

昔ながらの外観でなつかしさを覚えるお店でした。

 

どうやらあの有名な探偵アニメでも舞台として描かれたそうで、このレストランもまた聖地となっているそうです。

 

定番の刺身定食。

パット見は冷凍もの、養殖物が多そうですが、関東よりも産地が近いという言い訳をしていただきます。

 

めばち、真鯛、スズキ、カンパチと並び、太刀魚もありました。

タイなどは硬直前の身がぶりぶりしたもので美味。

汁もうまく温かみのある食事となりました。

 

さて、腹も膨れそろそろタクシーのお迎えが来るかな。でも30分はあるな。ということで、磯に降りてみることに。

 

近くに潮溜まりを発見!

 

透明度の高さがよく分かります。

シマスズメダイの子供やナベカなどが観察できました。

 

タクシーがやってきて駅への帰路につきます。

 

白浜の透明度の高さは凄まじい。

 

 

さて、駅に戻って来ました。

行き当たりばったりの旅なので、帰り分の特急券をこのタイミングで買い、15分ほどで発車となりますがせっかくならばと駅前にあった売店を覗くことに。

ここで帰宅後に堪能するための飯を購入。いい土産となりました。

 

↑駅には白浜水族館の水槽が展示されていた。

 

↑この日は暖かく冷たいものを欲していたため、名産の柑橘、じゃばらを使用したサイダーをいただく。

甘味の後を追うように心地よい苦味があり、爽やかな香りが残り大変美味でした。

炭酸も強く目が覚めるようで、朝ウトウトしていた帰り道の車窓を眺めていました。

 

初上陸の関西空港。

海上にこんな巨大施設を作るなんてすごい。

まるで基地のような、想像の何倍も大きい空港でした。

 

一応ここは大阪だ。ということで締めにたこ焼きを購入。隙間の空いていた小腹を埋めるにはちょうどいい食事でした。

 

帰りは初搭乗のA320。

スターフライヤーも初利用です。

 

羽田の混雑の影響で出発が遅くなりましたが、この後何事もなく帰宅。

食べ物を土産に買う私にとっては家に着いても 旅が続きます。

 

 

旅の土産

今回の旅を振り返るとやたら寿司を持ち歩いたなと気づきました。

まずは奈良で買った柿の葉寿司。

 

中身はサバとサーモンの2色。

定番の土産であり、細長く持ち運びやすい&涼しい時期であれば気温も気にしなくて問題ないので手軽に持ち帰れます。

旅から戻った翌日の晩はこの柿の葉寿司を食べ、肌寒さが増してきた秋風吹く奈良を思い出しました。

 

続いてはサンマ寿司。

 

サンマというと、関東の人間からしたら北の魚という印象が強いですが、さらに南下し紀伊半島や四国などではこのように酢締めの寿司で食べられます。

今年のものかどうか等聞けなかったものの、店頭で売られてきたのを詰めてもらい旅の最後に買ってきました。

脂が薄いサンマだからこそ酢が馴染み、後から強まる青魚の旨味というものは紛れもなくサンマ特有のものです。

是非、このサンマ寿司を食べられる地を訪れた際は召し上がって頂きたい逸品です。

 

北海道からそう日が経っていない中での旅でしたが、この直後にもまた九州へ魚に関わるイベントへ参加してきました。

(訪問から1年近く経とうとしているけど)そちらの旅の様子も現在書き込んでいる最中なのでしばらくお待ち下さい。

ライター紹介

副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記

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