夢海のうお旅 2023北海道編③
こんにちは、夢海です🐟
今回も、前回に引き継き北海道旅のレポートになります。
今回は最終日。
前日に目的である北の大地水族館へ訪問し、天気が崩れる予報の最終日である今日は女満別空港方面へ向かいつつ、網走湖方面へ寄り道しようと計画していました。
ホテルで軽食を取り、まだ肌寒い朝8時。
北見駅近くの歩道橋へふと登ってみたくなり、周りの街並みを眺めました。
寒さを感じる灰色の曇天が北の地を思わせる。
線路横には見慣れぬポストのようなものが。
どうやらこれは砂箱と呼ばれるものだそうで、凍結した路面に撒いて使用するもののようです。
このようなわざわざパンフレットに記載されない生活の形を知るのもまた旅の醍醐味であると感じます。
さて、朝の空気を吸いリフレッシュしたところで、網走へ向け車を走らせるとしましょう。
北見市街から目的地まで1時間かからないほど。ナビで見るとくねくねとした山道を走る道順になっています。
ホテルの駐車場から車を大通りへ走らせ、網走へと続く片側3車線の大通り信号待ちの最中、面白いものを目にしました。
信号の向こう側を何やら小さい動物が道を横切っていくのです。
小柄な体格の割に尻尾が大きく、関東で見慣れてしまったハクビシンだろうか。なんて思い浮かべましたがここは北海道。
キタキツネにしては体が小さい。
そうか!リスだ。エゾリスだ!
北見駅すぐ近くの市街地の中心部ともいえる場所で、最終日にして面白い野生動物が見られました。
いやー、すごいな北海道!なんて関心するのもつかの間。
次に止まった信号で今度はキタキツネが道路を横切っていきます。
「いやいや嘘だろう。次はヒグマでも出てくるのか。」
ここまで遭遇しなかったのが不思議なほど、最終日にして面白い出来事が立て続けに起こりました。
さてそんなエピソードが起こりながら向かった先は「オホーツク流氷館」さん。
天都山にある科学館兼展望台といった施設で、冬季になると流氷が押し寄せる網走ならではの施設です。
どうやら水生生物の展示があるというのを前日調べる中で見つけ、今回訪れてみました。
展示室へと続く階段。
流氷の下へもぐり込むような演出に気分が高まる。
下の階へ着くと早速水槽はがあり、北の海に生息する魚や生き物たちが出迎えてくれます。
フウセンウオ
小さいホヤがマイクのようで、まるで司会者かのような立ち位置。
同じ水槽にはアツモリウオも同居していました。
まだ小さいかわいい個体。
胸鰭をパタパタと羽ばたかせ、元気よく泳ぎ回っていました。
なんと!かわいらしいオオカミウオの稚魚にも出会うことができました。
しかもこの博物館で人工ふ化したという大変貴重な個体。
1尾、2尾だけでなく、同じ水槽内に10個体以上展示されていました。
目が丸くかわいらしい見た目。
非常によく泳ぎ回る。
この他にもホッカイエビやクリオネ、ハナブサギンポなども展示されており、想像以上に生物が展示されていました。
そしてこちらの施設ではなんと本物の流氷が見られるということで、貸出用の厚手のコートを羽織り、-15℃の部屋へと入りました。
(仕事で-35℃の冷凍庫に入るのであまり寒いと感じなかったのはここだけの話)
そこには想像以上に大きい流氷の塊がゴロゴロと展示されています。
ここまで立体的に大きいものが見られるなんて思ってもいなかったので来た甲斐がありました。
良く見慣れた雪の塊と違い、氷に空いた穴が小さく、密度が高い様子が伺えました。
南極の氷も展示されていた。透明度が高く綺麗。
流氷の展示室にはキタキツネなどの剥製も。
流氷の展示室を後にし続いては流氷館の最上階、展望台に出てみようと思います。
すっかり雨が降り始めており、雲の色も重みを増しています。
雨脚が強くなってきた展望台から見下ろすのは網走湖。
そして遠くに見えるのはオホーツクの海。
晴れていればグンと遠くまで見れただろうに。なんて心残りがありながらも、これは再度訪れる口実になるであろうと自身を納得させました。
おそらく網走刑務所であろう建物。
今回は時間の都合上行けなかったが、次回はぜひ見に行きたいスポットである。
時刻は10時半。フライトの時間は15時半なので時間も残されていないという焦燥感と、この旅の終わりが見え始める少し寂しい時間になりました。
腹の虫も鳴き始めたので、山を下り海辺へと繰り出すことにしましょう。
パート④へ続く
副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記
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