9月4日はクジラの日!鮮度抜群の生のニタリクジラを食べる
皆さんこんにちは!
夢海です🐟️
突然ですがここでクイズ!
9月4日は何の日だか皆さんご存知でしょうか?
例えば○○の記念日や、大型施設だとオープン何周年の日など、様々な理由で祝われているかと思います。
そんな中に語呂合わせで記念する日もありますよね!
水産業でも語呂合わせから魚介類の日として大々的に扱っているものがあります。
鯨肉の普及を目的に、日本捕鯨協会などが
9月4日は9(く)4(じ)というところから「くじらの日」とされているそうです。
ただただ語呂合わせだけの記念日ではなく、この日は実際に豊洲市場に生のクジラ肉が大量に上場します。
この日入ってきたものは聞いた情報で元の大きさが14トンほどのニタリクジラ。市場にも大量の鯨肉がやってきたと聞きます。
どんなクジラかは(著作権的に)貼れる画像がなかったため皆さんでお調べください。
今回私が購入したのは500グラムほど。
サク状にしてもらったものを購入してきました。
クジラといえば定番のメニューにクジラカツ、竜田揚げなんかがありますが、今回は一切冷凍していない純生のもの。めったに出会える機会はありません。
鮮度抜群のクジラということでまずは生でいってみましょう!
目次
ニタリクジラの料理
ニタリクジラの握り
まずは握りから。
ミニのぼりをもらったので並べてちょいと豪勢に。
今回はたっぷりあるので、生姜とニンニクそれぞれ2貫ずつ頂きます。
これが驚くほどにうまかった。
「鯨肉は臭いから嫌いだ。」
という方は少なくありません。食べ慣れているものではないので、そのように思えてしまうのも仕方ないように思います。
しかしこの純生のクジラ、そんな臭みとは全くの無縁。
ニンニクや生姜で臭み消しをしているからではなく、逆に薬味が目立って浮いてしまっている状態。
血の酸味がきたかと思えば脂の甘味がグンッとやってくる。鼻に抜けるのがこの甘い脂の香りくらい。
そして食感ももちっと柔らかく、口に当たるような筋が全く見あたりません。
これなら食べられる人もより一層増えるのではなかろうか。そう感じました。
ニタリクジラカツ
続いてはクジラのカツを揚げてみました。
闇雲に揚げるもんじゃないな。と思うほど硬くなってしまった。
飾り包丁を入れて筋を断ち切るべきだったのか、哺乳類ということをこの段階で思い出しました。
噛み締める毎にじゅわっと旨味が溢れてきて、味はとてもおいしいです。
次はしっかり下処理とか調べてから調理しよう😌
ニタリクジラの竜田揚げ
最後は定番の竜田揚げ。
給食で食べたという方も多いのではないでしょうか?
私も一度だけ出された事があり、それも中学3年生も卒業間近という最後の最後に出されたっきり。
それ以降は寿司屋や、親戚の料理人の方に市場に連れて行ってもらった際に買って頂いたり。少なからず食べてはいるものの、給食で食べたきりという方が大多数でしょう。
味付けは七味マヨで!
こちらはフライの教訓を生かして筋を断ち切ったのでサクサク食べられます。
少し鉄分くさいというか、レバーのようなほろ苦い香りがまたくせになる…!!
そこにマヨネーズの甘味、七味のピリッとした風味が合うんですよ~🤤
クジラそのものの味も濃く、これは間違いなくビールにあう!
クジラを食べる機会が増えれば嬉しいなと思います。
ニタリクジラの評価
価格 ・☆☆☆☆
コスパ -----
珍しさ ・☆☆☆☆
味わい ・☆☆☆☆
価格
・価格は安いものではありませんが高すぎるという価格帯でもありません。
冷凍ものと比べると若干安く思えました。質や部位によって異なります。
珍しさ
・生のクジラは非常に珍しいと言えるでしょう。
基本は冷凍してるものを解答して使います。
味わい
・大変美味。全くの素人であるため、加熱は迂闊にやってはならないと感じたが、生の素材そのものは大変美味しいものでした。
今回はとても珍しい生のクジラを食べてみました。
出回る殆どのクジラは一度冷凍したものを解凍して売られていますが、一切冷凍していないものはドリップ(余計な水分)も出ず非常に柔らかくて大変美味でした。
一年を通してもこの日しか食べられない、そんな貴重なものに出会えて感謝です。
また来年もきてくれるかな!
副管理人:夢海 未利用魚の有効活用方を探して、様々な魚種を食べて美味しく食べられる方法を研究しております。今まで550種以上の魚類を食べてきました。変わった魚の食べ方を中心に公開させて頂きます。どうぞよろしくお願いします! Twitter: @YUMEUMI27 ブログ: 夢海のまったり魚日記
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