カンジャンケジャンの簡単な作り方と美味しい食べ方
ワタリガニ美味しいですよね!私も、瀬戸内海沿岸の笠岡市に来てから名産のワタリガニをたくさん食べています。一度食べたら病みつきです(*´﹃`*)
ワタリガニといえば、茹でてそのまま食べたり、パスタにするのが定番ですね。
ですが、それ以外にも韓国の有名なワタリガニ料理の一つにカンジャンケジャンがあります。カンジャンケジャンは生の蟹を熟成させる料理で、新鮮なワタリガニが入手できれば簡単に作ることができます。そして、このカンジャンケジャンとても美味しいんです !
ということで今回は、家庭でもできる簡単なカンジャンケジャンの作り方と、美味しい食べ方を紹介したいと思います。
目次
カンジャンケジャンとは?
カンジャンケジャンとは、生のワタリガニを醤油ベースのタレに漬け込んで熟成させる韓国料理の1つです。近いものに、赤くて辛いタレに生のワタリガニを漬け込んで熟成させたヤンニョムケジャンがあります。
ケジャンを食べるとご飯が進みすぎることから「ご飯泥棒(パットドゥッ)」とも呼ばれます。
カンジャンケジャンの作り方
材料(4人前)
メイン
・新鮮なワタリガニ・・・4匹
タレ
・☆水・・・300ml
・☆しょうゆ・・・500ml
・☆みりん・・・100ml
・☆酒・・・100ml
・☆砂糖・・・大さじ1杯
・☆昆布・・・1切れ
・にんにく・・・約1/2個
・玉ねぎ・・・中1個
・長ネギ・・・約1/2個
・生姜・・・2かけ
ワタリガニについて
カンジャンケジャンは、新鮮な生きているワタリガニを使いましょう。出来るだけ海が綺麗なところで取れたものが良いです。
この写真のように透明なふんどしが生きていて新鮮なワタリガニの証拠です。
また、基本的にメスのワタリガニが使われます。しかし、もし夏であれば、旬のオスを使うというのもありです。夏はメスの身がスカスカで、オスの方が美味しいものができます。
今回は、オスのタイワンガザミを使いました。水揚げされたばりの新鮮なものを、大島美の浜漁協朝一にて購入しました。5匹で1300円と、かなりのお買い得でした。
作り方
まずは、ワタリガニの処理をします。
ワタリガニは、もし生きていれば絞めてから使うことも一つの方法です。足と足の間や口の隙間から金属の棒を入れグリグリとすると締まります。
まずは、甲羅の裏側や足の付け根に汚れがあるので、しっかりとたわしなどでこすって綺麗にしておきましょう。
次に甲羅の先や足の先などカニの尖っている部分を切ります。
これで、カニの下処理は完了です。
次にタレを仕込みます。
タレの材料の☆(水・しょうゆ・みりん・酒・砂糖・昆布)を鍋に入ぜて一煮立ちさせます。
冷めたら、玉ねぎ・長ネギ・にんにく・生姜を入れます。
これで、タレも完成です!
そしたら、タレとワタリガニをタッパーや壺などに入れます。
そして、よく浸透するようにキッチンペーパーなどを載せておきます。
これを冷蔵庫で4日間熟成させて…
完成です!とても美味しそうな香りが漂っています。
カンジャンケジャンの食べ方
さて、出来上がったカンジャンケジャンですが、食べ方にコツがあります。
まずは、分解します。「甲羅を外す→ガニ(甲羅の下のビラビラ)をとる→本体を半分にわる」の順番で分解すると食べやすいです。
本体の白い部分を指で押さえると身が出てきます。これを、そのまま口にほうばりましょう!
では、いただきます!
モグモグ(・〜・)
うっメェえええええ!口の中に広がる醤油ベースのカニの旨味が最高すぎます。食感もとろりとしています。これは、ご飯泥棒というよりビール泥棒かもしれません。
そして、甲羅にはご飯を入れて、身を少し入れて、かき混ぜて食べます。
いや、もうこれは、食べる前から美味しいことが予想できます。
では、いただきます!
モグモグ(・〜・)
うっメェえええええ!(2回目)。もうこれは言う事ありませんね。ご飯泥棒は正しかったです。醤油の味の濃さとカニの旨味のおかげで、ご飯と劇的にあってしまいます。これは、もはや(食べすぎて)危険な食べものと言っても良いでしょう。
と言う事で、あっという間に全部を食べてしまいました。ごちそうさまでした。
まとめ
今回は、簡単にできるワタリガニのカンジャンケジャンの作り方と食べ方を紹介しました。お店で食べるとお高いカンジャンケジャンですが、家で作ればとても美味しいものが安くできてしまいます。食べ方についても、今回紹介したもの以外にも様々なアレンジもできます。
もし新鮮なワタリガニが手に入ったら、ぜひカンジャンケジャンを家で作って食べてみてください。
以上
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