【簡単なのに効果的!?】勉強に適した環境の作り方を3つ紹介

皆さんは、お家で勉強をしていますか?

家で勉強する人は、自分の部屋やリビングなどを使うことが多いのではないでしょうか。

 

自分の部屋やリビングで勉強する理由は様々でしょう。

では、そこで勉強する際に、どのくらい部屋の環境に気を使っていますか?

おそらく、勉強するときの環境にまで気を使っている人は少ないでしょう。

 

しかし、もし環境を整えるだけで、学習効率が上がると知ったら、少しは気にしようと思うのではないでしょうか?

それが簡単にできるとあれば、なおさらです。

 

ということで今回は、学習効果を上げる環境作りの方法の中でも、いますぐ簡単にできるものを3つ紹介したいと思います。

 

 

換気をしよう

勉強中に換気をしていますか?

 

実は、いくつかの研究[1,2など]で二酸化炭素濃度が高くなると集中力が下がってしまうことがわかっています。

これらの研究によると、1000ppm以上になると思考力が低下し、2000ppm以上で眠くなってしまうそうです。

(ppmは、大気中の分子100万個に含まれる物質の数です。)

勉強に適した二酸化炭素濃度は、800ppm以下だという研究もあります。

 

問題は、条件にもよりますが、閉め切った部屋にいるとあっという間に1000ppmを超えてしまうことです。個人的に計測した際は、6畳間に1時間程度いただけで1200ppmになってしまいました。

そして、二酸化炭素濃度が高くなっても、自覚症状はほとんどない点についても要注意です。

 

ということで、少なくとも1時間に1回は、部屋の換気をする習慣をつけることをオススメします。

 

余談ですが、授業中に眠くなってしまうのは、複数人が閉め切った教室にいて二酸化炭素濃度が高くなっているのが原因かもしれませんね。

塾の自習室や図書館で勉強する際には、注意した方が良いかもしれません。

 

 

温度設定は約23°

室温を何度にして勉強していますか?

実は、室温についても勉強に最適な温度が研究されています[3,4,5,6など]。

 

研究内容にもよりますが、多くの研究で、学習に適した室温は18°〜25°が良いという結論になっています。

例えば、[6]の研究では、22°と29°の室温で比較実験をしたところ、22°の方が良い成績を収めたという結果が出ています。

 

少し肌寒いですが、勉強効率を考えると、夏は23°ぐらいにエアコンを設定するのが良さそうですね。

そして冬は、こたつで勉強する方も多いかもしれませんが、温度が高すぎてあまり良くないかも知れません(^^;

 

 

自然を設置しよう

勉強スペースの視界に自然を設置するのも良いかも知れません。

最近、企業のオフィスでは自然を取り入れている所も多くなっています。有名なところでは、Amazonのオフィスでも取り入れられています。

 

自然を見ることでリラックス効果や生産性向上に繋がるということは比較的昔から研究されており、バイオフィリア仮説とも呼ばれています。バイオフィリア仮説という概念自体は、1980年代にハーバード大学のエドワード O.ウィルソンによって提起されています。

 

教育現場においては、アメリカなどでは取り入れが始まっており、その有用性についての検討もなされています[7]。

 

バイオフィリア仮説では、様々な研究でその効果が明らかになっています[8]。その中でも、勉強という点については、自然を見ることで集中力を回復させるという注意回復理論[9,10]が、学習効率向上に繋がると考えられます。

 

なので、疲れた時に自然を見ることができるように、勉強スペースに観葉植物などを設置すると良いです。また、窓からの景色が良い人は、窓際に勉強机を設置することも良いです。

 

しかし、ジャングルのように自然を多く設置しすぎると、脳が危険を感じて逆効果になるそうなので、気をつけてください(^^;

 

 

効果的な学習環境を作るためのオススメガジェット

換気が大切!室温管理が大切!などということを言いましたが、実際にやるとなると、なかなか気にすることはできません(^^;

かく言う僕も、初めは換気も室温管理も大切だと知りながらもすぐに忘れてしまい、徹底することはできませんでした。

 

と言うことで、今回はそんな僕が使っている、部屋の環境管理が圧倒的になるガジェットを紹介します。

それは…『Awair グロー』です!

 

Awairグローは、部屋の空気品質管理をしてくれるIoT機器です。

二酸化炭素濃度、温度、湿度、化学物質の4項目を計測し、スマホのアプリ上で表示してくるガジェットです。

あらかじめ、睡眠・集中などのプリセットが用意されており、それに適した環境でない場合はスマホの通知で知らせてくれます。

 

なかなか、自覚し難い二酸化炭素濃度も計測してくれるので、非常に集中して勉強ができる環境作りに役立っています。

 

Know What 's in the Airブリーズ – Air品質を監視

 

 

まとめ

今回は、家でも簡単にできる学習環境の作り方を3つ紹介しました。換気をすること、室温を23°付近にすること、自然を設置することが科学的にも、学習効率をあげてくれます。

この3つであれば、今すぐにでも実行できるはずです。何事も、まずはやってみることが大切です。

効率的に勉強をするためにも、ぜひ今日から試して見てください。

以上

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